2018/04/03
2018/04/02
オルゴン・アキュムレーターの製作(2)
はいは~い(*´∀`*)ノというわけで、前回はアキュムレーターを製作する際に使用する素材の善し悪しについて書きましたが、今回はそれと同じか、あるいはそれ以上に重要なアキュムレーターの使用環境と、その他の注意点についてまとめていきたいと思います。こちらに関しても海外のアキュムレーターサイトの情報とディメオ博士の著書 『The Orgone Accumulator Handbook 』 からの抜粋なので、詳しく知りたい方は本を買って読んでください。
まず最初に理解しておかなければならないのは、オルゴン・アキュムレーターは
どこにでも自由に設置して構わない、というものではない
事です。ディメオ博士もアキュムレーターを使用する際の問題点として、まず最適な設置場所を探す事が難しい、と言っているくらいです。この辺りが、どこにでも好き勝手に手当たり次第、置いていいとされるオルゴナイトに「アキュムレーターより優れている、より進化したものだ!」なんて言われているわけですが(笑)、ともかくオルゴンは電磁波や放射線の影響をとても受けやすいため、強い電磁波を発生する機器や放射性物質を扱う施設の近くにアキュムレーターを設置すると、アキュムレーター内に蓄積された高濃度のオルゴンが異常な刺激を受け、Oranur (オラヌール…Orgone Anti-Nuclear Radiationの略で、元々はオルゴンに対する放射性物質の影響を調べるプロジェクト名だそうで) と呼ばれる混沌としたエネルギー状態を引き起こしたり、また極端に活性を失い死滅したオルゴンであるDOR (ドール…deadly orgoneの略) を発生させ、生物や人体に害を及ぼす危険性があります。
この危険性は、装置の規模から大量のDORを扱うクラウドバスター (オルゴンの特性を利用した大型の天候制御装置) に安易に触れた瞬間、下半身が麻痺し半身不随になってしまった例や、使用者がガンや重度の皮膚病を発症し亡くなっている例がある事からも理解できます。クラウドバスターとアキュムレーターとではサイズや目的からして違いますが、オラヌールやDORが危険な事には変わりありません。特に日本は国土面積に対する原発の数が世界トップレベルで、少し前には甚大な被害をもたらした福島第一原発事故があったわけですから、かなりの問題となります。
そういうわけで、まずは使用に適さない土地から挙げていきます。
×使用に適さない土地×
原発や放射性物質の貯蔵施設が近くにある場所
オルゴン・アキュムレーターを使用する場所は、原発や放射性物質の貯蔵場所から最低でも
30~50マイル (約50km~約80km) は離れている事
が望ましいとの事です。ディメオ博士のサイトの追加情報では20~50マイルと記載され下限が10マイル下がっていますが、タイプミスの可能性が高いので、ここではハンドブック通り30~50マイルを基本とします。どれだけ幅があるの?という話ですが、その土地土地の状況によって変わってくるという事だと思います。基本的に原発からは離れれば離れるほど良いのですが、日本のような狭い国で贅沢は言っていられないので、ここでは最低ラインを30マイル、50kmとしておきます。下に全国の各原発から50km圏内、ついでに参考として80km圏内を表示した地図も日本原発地図からお借りして掲載しておきますから、まずは使用する場所を確認してみてください。
画像に表示されている各原発から50km圏内の土地は、オルゴン・アキュムレーターを使用するのには適しません。もちろん、50kmきっかりで影響が出る、出ないと決まるわけではありませんので、距離的に使えるのか使えないのか微妙、という場合もあるかと思いますが、その場合はアキュムレーターを作って実際に自分が中に入り (なかなか人が入れるサイズのアキュムレーターは作れないとは思いますが) 、そこから感じる感覚を注意深く観察したり、また植物実験を行ってみてアキュムレーターに蓄積されるオルゴンの質を自分で見極めるしかありません。
そしてもう1枚、平成23年度放射性廃棄物管理状況からマッピングされた、グーグルの全国放射性廃棄物マップです。こちらの画像は放射性廃棄物が管理されている場所のみで距離は示されていません。
こちらの画像の管理場所については各所によって、原発や原発と同等の放射性物質を扱っていたり、ごく少量を管理しているだけだったりと放射線レベルがまったく違いますので、場所を含め詳細はグーグルで確認してください。
オラヌール及び強いDORによる人体への悪影響は、放射線被曝によって引き起こされる症状と共通する部分があり、また各人の潜在的にもっとも弱い部分へ影響を与える傾向がある、との事なので徹底した注意が必要です。もし原発や貯蔵施設の近くにすでに設置してしまっている場合は、アキュムレーターの扉を開けておいてもダメなので解体する以外にありません。
原発事故などにより放射性物質の拡散が確認される場所
これはもう福島第一原発事故による放射性物質の拡散がそのものズバリ当てはまります。現在はひと頃に比べかなり拡散面積は狭くなりましたが、それも天候によって変わるでしょうし、例えば何マイクロシーベルト以下ならOK、という具体的な数字も出せないため、福島第一原発から風向きなどを考慮して常識的に判断するしかありません。
航空・軍事レーダー施設や高圧送電線、テレビ・ラジオの電波塔、携帯電話の基地局が近くにある場所
レーダー施設や高圧送電線はともかく、テレビ・ラジオの電波塔は案外近くに建っている事もありますし、携帯基地局に至っては住宅街にニョキニョキ建てられているため、気が付かずに近くにある方も多いかもしれません。これら施設からも5マイル(約8Km程度)以上は離れている事が望ましいようですが、日本の現状では都市部になると電波塔や携帯基地局から8kmも距離を取るのは難しいので、可能な限り離れた場所に設置する、くらいしかないと思います。
また一見すると電磁波的な影響がないように見える場所であっても、いわゆるホットスポットと呼ばれるような局所的に高い電磁波が測定される場所もあります。以前、電磁波測定器を持って外を徘徊していたとき、電柱もなければ建物もない、何があるわけでもない(地中は分かりませんが)、ただの空き地の横の道で、電子レンジレベルの強い電磁波が測定できる場所を見つけたことがあります。ですので、アキュムレーターを使用する際は、できれば電磁波測定器で使用場所の電磁波を実際に測定した方が間違いないです。私は測定器も自作しましたが、今なら1万円ちょっとの測定器でも、とりあえず使用場所のチェックをする程度であれば十分使えると思います。あまり安すぎる物は低周波しか測定できなかったり感度が悪かったりするので、よく調べてから購入してください。
X線(レントゲン)装置などが使用されている、あるいはごく最近まで使用されていた同じ建物内
病院や研究施設はもちろん、一般的には少ないと思いますが大きなマンションのテナントに病院が入っていて、レントゲン設備も導入されている場合など、これもまた同じ建物内では使用できません。ディメオ博士の著書には、レントゲン設備から3階と数部屋分、離れた場所のアキュムレーターにオラヌールが発生した事例が書かれています。
スマートメーターが設置されている場所の近く
ここ数年で日本でも爆発的に導入されている電気メーターです。2024年頃までに一部を除き国内の全ての電気メーターがこれに変更される予定だそうで、従来のアナログメーターとは違い、30分前後に1回、電力会社に無線で情報を送信するため、その際に非常に強力な電磁波(…と言われていますが実際は携帯電話と同等以下という話も)を発生します。海外ではこれを問題視する方々も多く、欧米の一部の国では変更は選択制になっているそうですが、日本では事前連絡もなしに勝手に変更されたり (私の自宅もそうで、勝手に敷地内に入って作業しておきながら、変更のお知らせすらない始末です)、事前連絡はするものの変更しないように頼んでも拒否される等々、あまり良い話は聞きません。
スマートメーターが発生する電磁波そのものは、科学的に人体に影響のない範囲であるという報告もあるので、ここで書かれている内容を誤解してもらっては困るのですが、ここではあくまでも「アキュムレーターを使用する環境において望ましくない」という事であって、いわゆる電磁波過敏症と言われる方々と同じ意味合いで否定しているわけではありません。
ただ、電磁波過敏症と言われる方々を「単なる思い込み」だと切り捨てるのは早計で、オルゴンが電磁波の影響を非常に受けやすいという事実と、オルゴン(気)が肉体だけでなく精神、心にも影響を与えるエネルギーだという事を考えれば、まったく無関係であったり、単なる思い込みだとは言えない部分が当然あると思います。気功師や霊能者も、電磁波環境の悪いところでは精神の弱い人はやられてしまう、といった事を言っていますから、健康であれば何ら問題なかったものが、わずかな心身の不調、特に精神の不調から付け入る隙を与えて電磁波 (によって変質した有害なオルゴンなど) の影響による不調が重なり、それがさらに電磁波の影響を強め…といった悪循環が起こってもおかしくはないと思います。
話が逸れましたが、いずれにしてもアキュムレーターはスマートメーターの近くでは使用しないよう注意されていますので、これを何とかしなくてはなりません。営業所によっては変更の前に「変更しないで。従来のアナログメーターのままで」とお願いすれば、すんなり話が通るところもあるようですし、すでに変えられてしまっている場合でも、通信ユニットが別体のスマートメーターの場合(一体型の場合はどうなのか分かりません)、情報を送信するための通信ユニットを無効にする、要は本体から通信ユニットのプラグを抜くだけなのですが、こうすることで送受信に関わる電磁波は発生しなくなるので、この方法で対処してもらえる場合もあります。作業自体は簡単で、電気メーターの箱さえ開ければ誰でも出来てしまいますが、箱は封印され勝手に開けてはいけない決まりになっていますから、必ず電力会社にやってもらわなければなりません。下手をすると電気の窃盗の疑いを掛けられます。
で、海外のサイトではアキュムレーターを使用する際に
『スマートメーターを中心に半径25フィート(約7.6m)以内では使用しない事』
と注意されているので、自宅がスマートメーターに変更されていても距離さえ離せれば使用は可能です。ただ日本の住宅事情を考えると、自分の家のスマートメーターから距離を取ったら、隣や裏の家のスマートメーターに近づいただけ…なんて事もありえますので、ここはやはり無効にしてもらうのがベストです。
今のところ通信ユニットを無効にするのは正規の対応ではなく、それぞれの電力会社、あるいは営業所独自の判断で決まっているようなので、お願いするときは 「子供が酷いアレルギー体質で苦しんでいて親として見ていられません。わずかでも悪影響があると言われるものは、仮にそれが非科学的な話だったとしても絶対になくしたいのです」 とか何とか、嘘でもいいので感情に訴えるようにしましょう。相手も人間ですからね。
もっとも今は電気だけですが、ガスなどもスマートメーターによって管理される方向に動いているそうなので、いずれ嫌だとは言っていられなくなるかもしれません(*´ω`*)
以上は土地や建物という大きな範囲の話ですが、そこからさらに的を絞った禁止事項として、下記のような家電や機器が設置または使用されている部屋でも使ってはいけません。特に生物、人体を対象として使用する場合は絶対にダメです。
・強い交流電磁界や直流パルスを発生する機器
・蛍光灯及び電球型蛍光灯、LED電球
・テレビ、パソコン、ゲーム機器、タブレット、Wi-Fi機器
・電子レンジ、IH調理器、
・電気毛布・電気カーペット
・携帯電話、コードレス電話
・電気ノイズを発生するモーターや誘導装置、コイル…その他あらゆる電磁波を発生する機器
・イオン化式煙感知器
・放射性物質を使用している蛍光系材料(燐光系はOK)を使用した時計
・強い化学性ヒューム (化学物質を溶かしたり燃やしたりして発生する煙)
これらすべてがダメで、電気毛布や電気カーペットに至っては、例え電源がオフになっていてもコンセントが挿してある状態でダメだそうです。また、イオン化式煙感知器は今はほとんどないようですが、時計については一部、比較的安全な放射性物質を利用した塗料が現在も使われているようですから、これも注意してください。放射性物質はともかくとして、さしあたり 「電化製品の近くはすべてダメ」 と考えておけば良いと思います。
照明についてはクリアガラスの白熱電球やハロゲンランプを少々使う分には問題なく、人が入れるサイズの大型アキュムレーターを使用する場合など、中で読書が出来るように電池式の白熱電球などを読書灯として入れても問題ないそうです。
またハンドブックでは白熱電球、ハロゲンに替わりLED電球が推奨されていましたが、ディメオ博士のその後の調査で、現在、販売されているLED電球は初期のものと違い、ほとんどが蛍光灯などと同じ高周波の電磁波を発生しているため使用は不可である、との事で、ディメオ博士のブログにハンドブックを書き換える内容として掲載されています。
なお、上記の内容はあくまでも抜粋です。個々の詳しい解説は英語版ハンドブックに書かれていますので、繰り返しになりますが詳しく知りたい方は購入して読んでください。
※一部、国内の某サイトで、アキュムレーターにとって電磁波は何の問題もない、むしろ有害な電磁波をオルゴンが有益化する、と電磁波まみれの環境で使用するのを推奨しているかのような事を書いているところもありますが、これはライヒ及びディメオ博士その他のオルゴン研究者の方々の主張とは完全に異なります。ですので一般的に言われる 「オルゴン・アキュムレーター」 とは全く違う別物と考えた方がいいと思います。
んで、普通に考えると誰かが使用している部屋は何かしらの家電が使用されるでしょうから、アキュムレーターを設置する場所は贅沢な庭がある豪邸でもない限り、普段、誰も使っていない(家電がない・使用されない)部屋か、もしくは車庫や物置くらいしかない、ということになります。ハンドブックではガレージが良いと書かれていますが、アメリカのガレージと日本の車庫ではイメージが全然違うので、これまた日本の住宅事情ではなかなか難しいところです。
この設置する場所の問題についてもディメオ博士にお伺いしたところ、本来は雨対策をした上で日当たりの良い、自然環境に恵まれた屋外に設置するのがベストだそうで、一般住宅での使用はあくまでも、それができない場合の妥協案なんですね。またアキュムレーターの層やサイズについても(ここで言う層とは非金属と金属の組み合わせで1層)、層が増えれば増えるほど、サイズが大きくなればなるほど屋内での設置は向かないため、5層、3層と少めで小型のものであれば、それほど問題なく使えるようです。ブラジルのアキュムレーター製作業者さんは、ごく一般的な家庭の室内に設置する場合のアキュムレーターは3層を推奨しています。層が増えサイズが大きくなればアキュムレーターが影響を与える範囲も広くなるため、屋内、とくに住宅では、いくら設置した部屋で家電を使わなかったとしても、隣や上下の部屋で使っていれば同室内で使用しているのと同じ影響を受けてしまいますし、また建材にも金属、非金属いろいろと使われていますから、どんな悪影響が出るかも分かりません。こういった点も考慮して慎重に検討する必要があります。
また設置する場所は暗く湿ったような湿度の高い風通しの悪い場所では、オルゴンが蓄積されないのでダメです。逆に風通しがよく、日当たりがよい場所がもっとも適していますから、部屋に設置する場合もこれは守ってください。湿度については50%以下が適切だそうで、太陽が丸出しのカラッとした快晴の日がもっともオルゴンの蓄積量が高まり、逆に曇りの日や天候が崩れ湿度の高い日にはオルゴンの蓄積量が少ないか、ほとんど蓄積されません。その理由は地表のオルゴンが上空の雲や雨に吸収されてしまうからで、この辺りの性質は「気」と全く同じで、気功を行う際に適した日、場所とも一致します。ただし快晴の日であっても、上記のとおり窓もなければ風の通りもないような暗い部屋に置いていたらアキュムレーターはほとんど機能しません。アキュムレーターはそれ自体がオルゴンを発生させる「特別な装置」なのではなく、あくまでも周囲の空間に存在するオルゴンを吸収し内部へ流入させているだけですから、オルゴンレベルの低い場所に設置しておいても、そもそも吸収する「もの」がなく、意味がなくなってしまいます。
基本的な設置場所の善し悪しはこのくらいかな???あとはちょっとした製作に関わるお話を書いておきます。
まずは実際に製作するアキュムレーターの形ですが、立方体及び直方体、円筒形になるように製作してください。円錐、四角錐、四面体などはダメです。とくに円錐や四角錐といったエネルギーを発生する特殊な形状と、アキュムレーターを組み合わせれば相乗効果が狙えるのでは?と安易に考え、Youtubeでもピラミッド型のアキュムレーター (ピラミッドを構成する各パネルを非金属・金属の層で作ったもの) を製作した方の動画がありましたが、ディメオ博士の行った植物実験でも、円錐や四角錐、四面体を用いると理由は分からないが時として生命に害を及ぼす効果を表す、との事で、発芽前の種子の多くが死滅してしまったというケースが何度もあったそうです。私のパイレイの解説記事を読んでいただければ分かりますが、形状が発生するエネルギーにはポジティブなものも、ネガティブなものもあります。ピラミッド型などは内部に強いネガティブなエネルギーも発生していますので、蓄積されたオルゴンがそれによって刺激されDOR化してしまう可能性は十分にあります。ですのでアキュムレーターとして製作する場合は、そういった余計なエネルギーの影響を受けない形にするのがベストです。
また先ほども書きましたが、アキュムレーターは内部の層を増やせば増やすほど、使用される素材の量が増えれば増えるほど、吸収・蓄積されるオルゴンの量も増えていきます。ただし、層を2倍にしたからといって効果も2倍になるわけではなく、例えば10層と3層とでは1.4倍程度だそうです。3層であっても、その内部空間は通常の空間より3~5倍のオルゴン濃度になるそうで、また小型のアキュムレーターならまだしも、人が入れるくらいのサイズになると3層でも材料費はウン万円掛かりますから、やみくもに層を増やしてもどんどん費用がかさんでサイズも巨大になった割に大した変化はない、という事もありえます。この辺りも設置場所、使用目的によって十分検討する必要があります。海外のアキュムレーター販売サイトで売られているものは、大抵3層からはじまって5層、7層、10層、最大でも20層までのようで、10層以上はライヒの理論をしっかり学んだ専門家が扱うよう注意されています。
※追記
オルゴン・アキュムレーターの全記事を公開した際に書き忘れていたのですが、アクセス解析を見てもきっちり読んでる人などほとんどおらず(つまり自作しようとしている人がいない)ので書く必要もないか、と放っておきましたが、やはり書いておかないとヤバいなという事で、
「アキュムレーターを製作したあと、使用しないときの管理方法」
も追加しておきます。
なぜ最後の「完成編」の記事に追記しないのかと言うと、最初と最後の記事だけ読んで、真ん中のこの記事を飛ばす連中が多いからです(笑)
それはさておき、完成したアキュムレーターを使用しない場合は、まず扉は常に開けておかなくてはいけません。そして内部には樹脂製の器(洗面器のような形のもの)に水をたっぷり入れて置いておきます。これによって必要のないオルゴンを水に吸収させて不測の事態に備えるわけです。この水は必ず毎日変えます。そして水を変えるときに、固く絞った濡れ雑巾で内壁をしっかりと拭きます。これによってアキュムレーターの各面に溜まったオルゴンを吸収し綺麗にするわけです。
これをやらずに放っておくと、蓄積されていくオルゴンがDOR化したり、下手をすればオラヌールが発生して周囲にとんでもない悪影響を及ぼします。
これがアキュムレーターを持つ人の日課です。
忘れないように。
はぁ~疲れた(´・ω・`)
というわけで前回の素材の良し悪しから、今回の環境の良し悪しまで見ていただいて分かるように、アキュムレーターは効果的な素材で製作された本体と、正しい設置環境、この両方が揃って本来の能力を発揮します。どちらが欠けても正しく機能しませんので、製作しようという方は慎重に下調べしてください。
次回は実際に製作過程を記事にしていきます。 予定ではと~っくに完成して多少は実験なんかもできていたはずなのですが、ネットで面倒な人と絡んでしまった事が原因で3ヶ月もの時間とお金を無駄にさせられ(´・ω・`)、ようやく完全に縁を切れたので製作に入って1台はすでにできているのですけど、解説に使う方がまったく完成しておらず、詳しい解説記事が書けません(´・д・`)。
書きました☆
オルゴン・アキュムレーターの製作(3)へ
2018/04/01
オルゴン・アキュムレーターの製作(1)
今回はウィルヘルム・ライヒの 「オルゴン・アキュムレーター」 のご紹介で~す(*´∀`)なぜ今頃オルゴン・アキュムレーターの紹介なのか?と言いますと、私のブログへのアクセスでオルゴナイトの記事へいらっしゃる方が妙に多いのですが、そういう方々のほとんどが 『その記事だけを見て、それ以外はまったく見ない』 のですね。あれに興味があるのでしたら、他のオカルト系装置も興味を持っていただけると思うのですが、これがま~見事に見ない(*´Д`) それはあまりにも切ないので、それだったらあちらの記事から 「小銭稼ぎに使われているだけのインチキスピリチュアルグッズではない、本物のオルゴン・アキュムレーター」 への記事をリンクして、ついでに見ていただこうと考えたわけです。というわけですので、今回の記事は今までで1番長くなりそうですから何回かに分けて書いていきますので、まったり読んでみてください。
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ライヒの研究を元に考案されたという (実際はライヒの名前や用語を都合よく利用しただけで無関係な) “オルゴナイト”が日本で広く知られるようになって以降、その経緯からライヒとオルゴン、オルゴン・アキュムレーターについて解説しているサイトが山のように増えました。しかし、どこも大抵同じような内容の「簡単なまとめ」ばかりで、海外ならアキュムレーターの詳細な作り方はもちろん、ライヒやオルゴンの研究データまで解説したサイトや動画がありますが、日本語で調べられる範囲の情報では、特に製作に関してはせいぜい 「有機物と無機物を交互に重ねて層を作る。すると外から内へ向かってオルゴンが流れていき内部に蓄積されていく」 程度の中途半端な説明で終わっているところばかりで、単純な構造ですと言うわりには実際にアキュムレーターを製作して解説しているようなサイトは見当たりません。
ライヒ及びオルゴン研究で有名なアメリカのジェームス・ディメオ博士に言わせれば、オルゴン・アキュムレーターは客観的に働きを証明できる極めて科学的な装置であって、お金儲けばかりに必死で何ひとつ科学的研究も検証もされない、思い込みでどうにでもなるようなインチキスピリチュアルグッズとは訳が違います。と同時にアキュムレーターの製作には実際のところ、使用する素材や使用環境に関する注意点や禁止事項がかなりあって、これを守らなければ正しく機能しないどころか、生命の危険さえ招きかねないという怖い側面もあります。ですので、まずは製作したり使用したりする人が知っておかなければならない最低限の注意点を、ディメオ博士の著書 『The Orgone Accumulator Handbook 』 (James DeMeo, 2010) から抜粋し、海外のアキュムレーターサイトの情報も参考にして説明を加えていきたいと思います。(主に色文字の部分が抜粋です)
ちなみにディメオ博士の著書は日本語訳されたものが出版されているので、アマゾンで簡単に取り寄せる事ができます。ただし内容が30年前で止まっている上に翻訳が非常に不親切かつ間違いもあり、またあくまでも要約版ということで、オリジナルとはページ数が違いすぎる (現在の改訂版250ページに対して日本語要約版は45ページほど、値段はちょっとだけ(*´ω`*)安い) という欠点があります。今回この記事を書くに当たって疑問点などディメオ博士に直接お伺いしましたが、本に関してもディメオ博士自身、日本語要約版の内容は古いので、多少なりとも英語ができる方なら英語の改訂版を読んでください、との事で、とくに製作に関して改訂版は時代に合わせて内容を補足し、各章ごとに詳細に解説してありますから、できれば英語改訂版の購入をオススメします。日本語要約版でもオルゴンの特性やアキュムレーターその他の大まかな製作方法、また付録として病気治療に対する興味深い症例報告なども掲載されているので、いずれにしても興味がある方はぜひ購入してみてください。
で、最初にまずオルゴンとは何か?から説明するべきでしょうけど、詳しくは毎度恒例、長くなるので自分で調べてください以上終わり( ^ω^)ライヒやディメオ博士の著書にはオルゴンの特性や、オルゴン充填による物理的現象・生物学的効果もきっちりまとめられていますから、日本語サイトではなく本で調べる方がいいです。とりあえずここではオルゴンを俗に言う「気」と同じ、程度の認識で十分です。気の特性や気功を行う際の注意点は、そっくりそのままオルゴンにも当てはまります。ちなみにWikiの「オルゴン」のページを見てみると「日本では東洋のいわゆる気のエネルギーと同じモノと考える者がいる」という記述がありますが、日本では、というか世界中で本質的に同じものだと考えている人が大半です。どちらも根源的エネルギーを指し、単に付けられた名称が違うだけというわけです。
いろいろ話が脱線していますが、ようやく本題の製作についてのお話です。
オルゴン・アキュムレーターは、
「非金属」 と 「金属」 の層
によってオルゴンを内部に引き入れ蓄積する構造になっています。この辺の説明は他のサイトにも載っていますが、一応、製作に関わる部分ですので今さらですが図で説明してみます。
左の図が非金属を表したもので、周囲のオルゴンを引きつけ吸収し、保持する性質があります。オルゴンの吸収力や保持力は素材により異なります。右の図が金属を表したもので、周囲のオルゴンを一度引きつけた後、すぐに外に向かって放出します。
上記の性質を利用して非金属・金属を層にすると、左の図のように吸収→放出→吸収→放出を繰り返しオルゴンを一方向へ流す事ができます。何層にも重ねているのは、層を重ねれば重ねるほど流入効率が上がるからです。そして、この層を右の図のように箱型にする事で、内へ内へとオルゴンを流入させていき、非常にオルゴン濃度の高い空間を作り出す事ができます。これがオルゴン・アキュムレーターです。
さきほど「素材により異なる」と書きましたが、アキュムレーターの製作で重要なのが、この使用する素材の選定で、非金属、金属なら何でも良いというわけではありません。せっかくアキュムレーターを作ったのに、ちっとも効果なんかない!という人に限って、この素材の選定、または後で説明する使用環境について守っていない、との事ですので、これらはしっかり守らなければなりません。そういうわけですので、今回はまず、アキュムレーターの製作に使用する素材の善し悪しについて説明したいと思います。
◎使用に適した非金属◎
羊毛・綿
解説するまでもなく羊の毛や綿です。羊毛は非常に優れたオルゴンの吸収素材で、スカード、カーテッドウール、ロールなどの状態で販売されています。綿は当然、手芸わたのような化学繊維ではなく天然のものを使用し、農薬などを使用していないオーガニックがベストです。原綿やキルト綿、また綿100%の布地なども使用できます。価格や製作するアキュムレーターのサイズを考慮して選んでください。羊毛も綿も品種や仕上げによって厚みがかなり違ってくるので、通販などで現物を見ないで買うと思いのほか厚かった、薄かった、という事もありえます。薄い場合は2枚、3枚重ねにすれば問題ありませんが、厚すぎた場合に全てむしって薄くするのは面倒ですので、実際に手にとって買うか、通販ならまず少量を取り寄せた方が良いと思います。欠点としては羊毛にしろオーガニックコットンにしろ、けっこうなお値段であるという点です。
プラスチック (アクリルまたはスチレン)
プラスチックも何でも良いわけではなく、アキュムレーターに使用する場合はアクリルもしくはスチレン(発泡スチロールはダメです)が推奨されています。4mmも5mmもあるような厚いものではなくシート状の薄いものや、アクリルフェルトなども使用できます。ハンドブックではカーペット保護用アクリルシートが使いやすい、と書かれているのですが、アクリル素材で同じようなものが日本では見当たりませんので参考程度に。写真を見る限り厚みは1mmもない?ように思います。アクリルフェルトについては原料が確実にアクリルのみである事を確認してください。これらの素材は本格的な大型アキュムレーターではなく、小型やオルゴン・ブランケットの製作に向いています。
ファイバーボード
これは30年前の日本語訳のハンドブックにはセロテックスと書かれていますが、今は単なるブランド名で同じ名称の素材は手に入りません。要は繊維板の事ですからファイバーボードの類です。海外でアキュムレーターを自作している方は、1番外側の外壁にファイバーボードのひとつであるMDFやメイソンボード (メゾナイト) を使用する事が多いようです。MDFはどこのホームセンターにも置いてあります。
コルクシート
層の内部に使用する場合は薄手、外壁に使用する場合は強度を考慮して厚手を使用します。コルクはある程度の厚みがあるものでもカッターなどで切断できるので、扱いは容易だと思います。
グラスウール・グラスファイバー
グラスウールもグラスファイバーもガラス繊維です。建材として断熱材に使用されているので手に入れやすく価格も安いですが、加工するとガラス繊維が皮膚に刺さってチクチクするので、保護メガネやマスク、手袋が必須で使用するのは少し面倒なのと、検索して出てくる建材のグラスウールボードは、大半が20mm以上の厚みがあるため厚すぎてそのままでは使えません。むしって薄くするか、綿状で販売されているグラスウールが使いやすいと思います。グラスファイバーについては大体シート状で販売されています。
ちなみに現在の改訂版では削除されていますが、それまでのハンドブックにはロックウールも適した素材として書かれています。
蜜蝋・蝋
蝋、特に蜜蝋は非常に優れたオルゴン吸収素材で、それ自体を層の素材に使用しているパターンもありますが、仕上げとして外壁に擦り込むとオルゴンの吸収率がさらに高まります。木工用の仕上げ剤として販売されている蜜蝋ワックスを使用するより、天然の蜜蝋を購入して自分で作った方が余計な成分も含まれず安上がりです。ただ耐久性がありませんので頻繁な手入れが必要になります。
天然シェラックによるコーティング
シェラックは昆虫の分泌する物質を精製して得られる天然樹脂で、アンティーク家具やクラシックギターの塗装などにも使われます。天然とわざわざつけたのは、国内で販売されているシェラック(セラックニス)の中には合成樹脂を使用したり余計な物質が添加されているものもあるためで、1番間違いがないのはシェラックフレークを買って自分で溶液を作ることで、作り方は非常に簡単です。これを例えばMDFなどのアキュムレーターの外壁に塗ると、蜜蝋同様オルゴンの吸収率がさらに高まり、かつ表面の保護にもなります。これは製作の際にまた詳しく書きます。
土・水
土や水もオルゴンの優れた吸収素材ですが、アキュムレーターの素材としては使いにくいので端折ります。
※上記の素材のうち、グラスウール・グラスファイバーに使用されるガラス繊維や、以前のハンドブックに書かれていたロックウールに使用される鉱物繊維は、ともに珪酸を主成分とした無機繊維ですから分類としては 「無機物」 です。ネット上ではアキュムレーターの解説で 「有機物と無機物を層にした…」 と書かれているところが多いのですが、すでに書いたとおり 「非金属(有機物及び無機物)と金属(無機物)の層」 がより的確な表現で、そうしないと例えばアキュムレーターの解説図などで書かれている事があるグラスファイバーとスチールウールの組み合わせは 「無機物と無機物の層」 になるわけですから、少しでも素材について調べた人なら 「え?有機物と無機物の層になってないのに、なんで?」 と訳が分からなくなってしまいます(なりました)。まぁ、ライヒ自身の著書に 「organic matter (有機物)」 と書かれてるところもあれば、「non-metal (非金属)」 と書かれているところもあったりで一定ではないようですし、実際のところ吸収素材はほぼ有機物ですから、有機物・無機物と決めて書いた方が分かりやすいのも理解はできますけど、その説明で辻褄が合わない点があるのですから、せめて一言くらい補足しておいてもらいたいです 。記事の頭の方に書いた「中途半端な説明」のひとつはこれです。
×使用に適さない非金属×
木(無垢材・集成材)、合板(ベニア板…ラワン合板・シナ合板・針葉樹合板など)
これがダメというのは意外に思う方も多いと思います。ネットでもオルゴンの最適な吸収素材として木が紹介されていますし、それで商品を作って売っている人もいます。しかしディメオ博士によれば、木そのものはオルゴンの吸収力が低く、吸収素材として使用するには向かないそうで、ライヒの著書にも適さない非金属として 「Wood」 と書かれています。ただ、これはあくまでも他に優れた素材があるのだから、という意味での分類であって、まったくオルゴンを吸収しないわけではありませんから、例えば外壁に木を使ってもアキュムレーターは一応、機能しますし、無垢材や羽目板を外壁に使用したアキュムレーターを製作している人たちも実際います。またライヒやディメオ博士の大型アキュムレーターの床材が強度の面から合板で補強されているのを見ても、まったくダメであるとか、害があるというわけではありません。単に「効果的な素材ではない」という事です。もし外壁に木材を使用する場合は、厚みのあるものはなおさら吸収を妨げてしまいますので、できるだけ薄いものを使用します。
ウレタン・ポリウレタン
アキュムレーターに硬質・軟質を問わずウレタンフォームなどウレタン系の素材を使うと、生体に良い影響を及ぼさないとの事なので使ってはいけません。ちなみに私の自作の装置の一部でも、塗料を何にするか選定する際にウレタン系は不可との回答が出ていたので、すべてアクリル系を使っています。ウレタン塗料は塗膜が厚く耐久性が高いので、外壁の保護などに使いたいと思う方もいるかもしれませんが、使うのでしたらシェラックがベストです。
プレスボード・チップボード
日本で言うパーティクルボードやOSBボードの事です。チップ状の木片を固めて熱圧成型しているため木材同様、吸収素材としては向かないとの事です。
有害物質 (ホルムアルデヒドやアスベストその他) を含む素材
現在はアスベストが使用された素材はほとんど製造されていませんし、ホルムアルデヒドに関してもシックハウス症候群への対応から使用量は制限され、F☆☆☆☆ (ホルムアルデヒドの放散量を表す等級で☆4つのフォースターがもっとも少ない) 表示のある製品が多くなりました。しかし、それでも「少ない」のであって、他の有害物質も含め使用されていないわけではありませんから、気になる方は気になると思います。
結論から言いますと、F☆☆☆☆の素材であれば使用してもまったく問題はありません。海外のアキュムレーター販売サイトで使用されている素材 (ノンホルムアルデヒドを謳ったMDF) でも、製造メーカーによれば微量のホルムアルデヒドが放散されているようで(そもそも自然界に存在する物質ですし)、この点に関しても念には念を入れてディメオ博士にお伺いしたところ 「化学物質に特に敏感な人でない限り、微量のホルムアルデヒド等の使用は問題ありません」 との事ですので大丈夫です。
ただホームセンターなどのMDFは、建材と違ってホルムアルデヒド放散等級が表示されていません。普通のホームセンターならMDFもF☆☆☆☆で間違いないと思いますが、万が一、中国辺りの輸入品を扱っているようなところだとしたら、日本の何十倍もの量の有害物質が含まれている可能性もありますので、気になる方は店員さんに製造国と放散等級を問い合わせしてもらって確認してください。
また海外のアキュムレーターサイトの情報を含め、この他に適さない素材として
×ポリエステル
×ポリ塩化ビニール
×ポリエチレン
×ポリプロピレン
×発泡スチロール
もダメであると言われています。出典や参考元のライヒの著書や論文名、他の研究者の書名を掲載しているところもあれば、独自の研究結果として挙げているところもありますが、とりあえず避けておいた方が無難だと思います。
ささ、次は金属です。
◎使用に適した金属◎
鋼・鉄の薄板
建材用途だと一般的にどちらも同じ意味で使われていたりするので鋼、鉄と分けることもないのですが一応。これら金属素材も厚いものは使用しません。板材で主に使用される厚みは26~28ゲージなので、0.4mm~0.5mm前後というところです。日本では0.4mm、0.5mm厚のものになると思いますが、なかなか近所で都合のいい厚みの鉄板は扱っていないかもしれません。その場合は通販で買うか、厚みは薄くなってしまいますが下で紹介しているホームセンターのトタンを使用すれば良いかと思います。いずれにしても、これくらいの厚さなら金切りバサミで切れますし、サイズに合わせてサクッと切ってしまえば後は扱いも製作もとても楽になります。鋼・鉄の薄板は錆びやすいので、主に層内部の金属素材として使用します。
鋼・鉄及び下で紹介する各種金属の薄板すべてに共通する大きな欠点としては、層の金属素材として大量に使用した場合、重量が際限なく重くなってしまうという点です。
亜鉛メッキ鋼板 (トタン)
ただの鋼板・鉄板ではすぐに錆びてしまいますので、アキュムレーターのもっとも内側、内壁に使用する金属素材にはメッキ加工された無塗装の亜鉛メッキ鋼板が使われます。これも0.5mm前後で十分で、ブラジルの会社が販売しているアキュムレーターの内壁は確か0.65mmです。日本でいわゆる「トタン」と呼ばれるものも同じ亜鉛メッキ鋼板ですから、ホームセンターで販売されているトタンの平板も使えない事はないと思います。ホームセンターで販売されているトタンは規格が0.25mm前後の薄いものになってしまいますが、手に入れやすく価格も安いです。ただ推奨される厚みより大幅に薄いという点と、強度面でも多少不安がありますから、それらが気になるようならトタン屋さんとか、資材を扱っている業者さんを探して、厚みのある素材にした方がいいと思います。ネット通販を調べた限り、鉄板にしろ亜鉛メッキ鋼板にしろ小さめのサイズを大量に買うとかなり高くつき、かといって大判で買った場合は眼球が飛び出るほどの送料になってしまう事もありますので、近場で探した方が賢明です。私は近所の業者さんから0.4mm、0.5mmを購入し、ついでにカットもお願いしました。
スチールウール
層の内部に使用する非常に優れた金属素材です。スチールウールには番手(目の細かさ)がありますが、番手#000か#0000の非常に目の細かいものを使います。日本語版のハンドブックには#00か#000を使用と書かれていますが、最新版ではひとつ番手が上がっています。#0000だと価格がかなり上がってしまいますので、個人的には#000が素材的にも価格的にもバランスが取れていると思います。使用するときはウールなどと同じで、あまり上からギュッギュッと押して潰すようにはせずに、多少フカフカの状態を保つようにしながら、隙間やムラがなるべく出ないように敷き詰めます。小さいアキュムレーターの製作なら、ポンド巻きで販売されているものをいくつか購入すれば足りますが、大きいアキュムレーターの製作では5kg、10kg巻があった方が作業が楽になります。ただ日本国内では5Kg、10kg巻が一般には販売されていない (一部、ネットで販売している業者さんがいますが目が粗すぎて使えない) ため、手に入れるには業者さんへ直接交渉する事になります。また製造メーカーによっては製造工程で製品にオイルが塗布されるようで、非金属層を変色させる可能性がある以外に害はないようですが、できればオイルフリーがベストとの事です。ちなみに日本のスチールウール界のカリスマ、フォントが可愛いボンスターさんの製品はオイルフリーです。
金属の薄板に比べると非常に軽く、内部の層に使用するにはベストですが、欠点としては非常に錆びやすいという点と、これまた結構なお値段であるという点です。
ステンレス
これも鋼板・鉄板と同じです。日本語版ハンドブックでは間違って適さないに分類されていますが、適した金属への分類が正しいです。ステンレスは製法によって磁石がつくものとつかないものがありますので、つく方を使用します。
錫メッキ鋼板 (ブリキ缶など)
これも亜鉛メッキ鋼板と同じです。いわゆるブリキの事なので、ブリキ缶などを使えば小型のアキュムレーターの製作が容易にできます。
亜鉛メッキ鋼板や錫メッキ鋼板などの表面に行われる亜鉛メッキ、錫メッキはまったく問題ないそうですが、塗装されたものはオルゴンの放射を妨げるのでカラートタンや塗装されたブリキ缶のようなものは使えません。また最近はトタンの代わりにガルバリウム鋼板というものがよく使用され、それをトタンと言って販売しているところもあるようなので注意してください。ガルバリウム鋼板もその名のとおり鋼板ですが、メッキ層の50%以上がアルミなので使用しない方がよいと思います。
×使用に適さない金属×
アルミのシートやスクリーン ・ 銅 ・ 鉛 ・ その他の非鉄金属
金属素材の選定について肝心な点は、アキュムレーターを実験や治療目的などで生物、とくに人体にポジティブに作用させたい場合には、必ず『鉄系金属』 (強磁性素材) を使用しなければならないという事です。作用としてはアルミ、銅、鉛その他の非鉄金属も以前オルゴナイトの記事で書いたように、鉄と同様オルゴンを引き寄せたのちに放出するという働きそのものは同じようですが、それをアキュムレーターに使用すると生物、人体にとって有害な作用を引き起こします。ですので 『絶対に使ってはいけません』 ライヒの著書にも鉄のみを使用するよう書かれていますし、ディメオ博士に有害物質についてお伺いしたときも、注意するよう繰り返しおっしゃっていましたので重要な点です。
ついでに、少し上にも書きましたが、ライヒがアキュムレーターに使用していた素材は非金属では主にグラスウールとロックウール、金属では主に鉄板とスチールウールだったそうです。
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アキュムレーターによって内部に蓄積されていくオルゴンは、時間の経過とともに内部だけではなく外部へと影響を広げていきます。この影響の範囲はアキュムレーターのサイズに比例しますので、間違った素材を使って製作してしまうと、場合によってはただ置いておくだけで広い範囲に悪影響を与えるものになってしまう可能性があります。オルゴンは精神的な抑圧を受けているような人や、逆に感情が高ぶって感性が鈍った人、肉体的な不調で経絡が詰まっているような人 (ライヒの言う精神・肉体の鎧化を起こしている人たち) では、そのエネルギーの質や変化に非常に鈍感で気が付きませんから、具体的な異常、病状として現れるまで悪影響を受け続けてしまいます。ですから素材の選定には注意してください、としつこいくらい言われているわけです。十分に調べてから製作に入ってください。
上記の素材の善し悪しは、ライヒ及びディメオ博士、その他の専門家たちの何十年にも渡る研究と、現在も行われている多くの実験を通して得られたデータに基づいています。この辺りの研究実績に基づく素材選定、設置環境のうるささは、内部の水晶が浄化するからそれっぽいもの適当に何でも入れときゃいいんだよ的オルゴナイト☆ とは雲泥の差で、自分好みにサクサクッと適当に作ったものを、その辺に適当に放っておけば、あとは勝手に水晶やコイルがネガティブなエネルギーを吸い取ってポジティブなエネルギーに変換し続けます!なんて都合の良すぎる事が本当に可能かどうか、賢明な方ならすぐ分かるかと(爆)もちろん以前の記事でも書いたように、あくまでもオカルト要素抜きの単純な置き物、アクセサリーとしてならば、とても綺麗で丁寧に製作された作品もあるので、それはそれで素晴らしい技術とセンスだと思います。ただ、そこにオカルト要素が絡んでくるようなら、ちょっと冷静になった方が…という感じです。
あ、それと 「スーパー・マインド開発法」 「オカルト心理学の実践」 などの著者である故、佐々木浩一さんが1993年にパワースペース誌上において紹介された、アルミホイルと紙を層にした簡易アキュムレーターである「オーラ・コンデンサー」を、紙をラップに変えたりしてブログなどで掲載している方がいらっしゃいますが、ラップは適さないとされる素材で製造されているものがほとんどで、そこへアルミの使用となるとダブルで適さない素材が使われている事になります。少しだけオルゴンの放射を体験してみる、程度の使用に留めておくべきだと思います。
さて、基本的な内容のみですが素材については一通り紹介し終わりましたので、次回は素材と同様にとても重要な「使用環境の善し悪し」について記事にします。
それでは~(*´∀`*)♪
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