パルス磁気発生器

磁気です。

磁気と言えば代替療法・疑似科学の代表のひとつとも言える磁気治療器が有名です。磁気の不思議な作用は古くから多くの人々を虜にしてきたようで、それは現代科学が発達した今も変わることなく、常識的な方から見ると馬鹿げているようなオカルト商品が現在も販売されています。
私は元々オカルトや東洋医学、代替療法などに強い興味を持っていたので、その流れで磁気に関する既成品や治療法の検証など、様々な実験をするためにこれを製作してみました。もう10年以上前の話になります。

製作の参考にしたモデルはボブ・ベックの考案したパルス磁気発生器(海外ではマグネティックパルサーという名称で販売、自作されています)と、某有名磁力発生器、そして某有名脳波矯正器の3台です。ボブ・ベックの装置は製作方法が公開され広く自作されていますが、あとの2台はガッツリ商売にしている人がいるので名前は伏せておきます。正確には、某有名磁力発生器に関しては当時、回路図が見当たらず(のちに発見)、単に出力周波数を真似した程度なので、参考にしたのは主にそれ以外の2台です。

出力電圧は約0~380V可変、周波数は手動で約1~14Hz可変で、自動モードは約6~11Hzの範囲で波のように上下します。最大出力で周波数を上げると、コイルでヤケドするほど発熱しますので、一応30分の自動オフタイマーを付けていますが、使用部品の性能的には1時間連続使用に耐えられるように作りました。出力と耐久性、部品の価格やコイルの大きさなど、自分なりにバランスを取った結果、この仕様になっています。しっかり内部構成を考えて作ればこの半分以下に収まるのですが、実験用だからと適当に作ったら巨大になってしまいました(*´Д`)。
実際の出力状態は動画でご覧になってみてください。

で、肝心の実験の方ですが、具体的には動画に映っているノーマルコイルの他、更に大きい直径15cmほどのコイルと、巻数を少なくし頭にカポッと乗せることができる大きさのコイルの3種類を用意して(ずい分前の装置で動画の製作の際にすっかり忘れていましたが、実際は“無誘導巻きコイル”も2種類あるので、それも含めると5種類ですね)、人体及び植物、食品などに対して、様々な強さと周波数の磁気を当てて実験してみました。

結果に関しては、ネットでは磁気を当てた野菜が超巨大に成長して、外人のオッサンが巨野菜と一緒に「イェ~イ」と満面の笑みで写真を撮っていたり、食品が長持ちしたり、病気が治ったりと様々な有益情報が垂れ流されていますけど、残念ながら私の実験した限り、あまり期待したようなものは得られませんでした(磁気を商売にしている方がいますので詳細は避けます)。特に無誘導巻きコイルなんかは、かなりオカルトチックな情報満載だったので期待したのですが、全然(´・ω・`)
ただ頭に乗せるタイプのコイルを使った、脳波矯正的な使用法では一定の効果(特に不眠状態のときに眠れる)があるようで、このあと更に小型にした、それ用の装置も自作しました。別に記事を作る予定です。

念の為に言っておくと、参考にした装置のひとつ、ボブ・ベックのパルス磁気発生器(マグネティックパルサー)は、他の記事でも書きましたがベック・プロトコルに従って使用する必要があるので、単純に関節痛やコリに当てるだけの使用は本来の目的から見れば、あまり意味がありませんし、効果がなくて当然とも言えます。
また鬱の方が脳に向けてマグネティックパルサーを使用したら改善したという報告も見かけましたが、私の周りに鬱病がいないので実験ができていません(いても病気の人を下手に実験台にするわけにもいかないですし)。rTMS(反復経頭蓋磁気刺激法)なんてものもありますので、興味があるところです。
ちなみにストレスや目の使い過ぎで、頭に血が上ったようなモヤモヤ鈍痛系の頭痛のときに、マグネティックパルサーをモヤモヤに当てると、それが消えてスキっとするのは確か。
ま、いずれにしても過度な期待はしないことですね。

製作費はハッキリとは覚えていませんが、ざっと計算すると新品の部品を使ったら1.5万円くらいかな?私は中古品などを使っているので、実際は1万円くらいだと思います。

いずれにしても、いろいろな実験に役立ちました(*´∀`*)

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re:

はじめまして~コメントありがとうますー。
メールしましたよー。
非公開コメント

プロフィール

TBar Row

Author:TBar Row
怪しげな装置の自作とウエイトトレーニングが好きです。
…が、利用しようとする人ばかりで完全にやる気がなくなりました☆

プロフ写真はamira_aさんからお借りしました。
メール ins_herua3@yahoo.co.jp

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

FC2 Blog Rankingブログランキング・にほんブログ村へ