自作品の転売の次は無断転載の巻!

今回は本当に頭に来たので毒吐きまくりです。
その手のネガティブな内容がお嫌いな方は、こんなくだらない記事は、
『読まないでください』


miesuitauso.jpg


前回の記事で、私の自作品を嘘を並べて転売している方のお話をしましたが、今度はタイトル通り、記事のパクリやら画像の無断転載やらいろいろあったので、もうね、くだらない事なんですけど、あまりにも無礼な対応でカチンときたので、全て書かせてもらいますね。

今回の相手は、

「自称言霊ヒーラー・ダウジング占い師」

のおばさんさまです。

見てお分かりのとおり、ヒーリングやら占いやら小物の販売やらワークショップやら言霊ヒーラー養成講座やらで“小銭稼ぎ”をされている方で、私のこのブログなんか比べ物にならないほど読者もいれば、SNSのフォロワーさんもいるわけですが、私のような少ない読者のブログからなら、

「パクってもどうせ誰も見てないだろ(笑)」

と思ったかどうか、私の記事から内容を丸々抜粋するだけでなく、記事内の私が作って掲載した画像まで無断転載すると、

~願望成就器作成ワークショップ~

なるワークショップまで開催する始末。

いやね、別にそれ自体はいいのです。
赤の他人がどんな小賢しい真似をして小銭稼ぎしようが知った事じゃありませんし、記事の内容自体は私がまとめたものとはいえ、複数の書籍からの受け売りですから、「これは私だけの記事だぁ!」なんて執着しているわけでもありません。

ただ、そうは言っても私のブログは、
「どうぞ勝手に内容も画像も無断転載してください」
とやっているわけではありませんので、著作権も存在すれば、人として最低限の筋も通してもらいたいと思っているわけですね。
事前だろうと事後だろうと構いませんが、ちゃんと
「すみません、画像を使っちゃいました」
と報告してもらえさえすれば、それで済む話なんです。なんなら私、

「いえいえ、どうぞ遠慮なく使ってください☆イェイ」

なんて言って余計な事までして、結果さんざん利用されているタイプですから(笑)
ところがですね、この自称言霊ヒーラー、口先では随分と立派な事を言っているようなのですが、私が、
「私の画像については削除されるか、転載であると明記していただけますか?」
と無断転載された側から挨拶をして、名前を名乗って、礼儀を持ってお願いのコメントをしてみると、その記事を即行で全削除すると、知らぬ存ぜぬで無視を決め込んだわけです。

一般的な教育を受けた、ごく普通の感性を持つ日本人であれば、パクリ元からそれを指摘されたら、謝罪なり言い訳なりしてくるものだ、と私は勝手に思い込んでいたのですが、それは甘かったようです。この人、なかった事にして無視ですよ(笑)

まぁこういったスピ系商売人は、
さも礼儀正しい常識人を気取っておきながら、
その本性はまったく違う、礼儀も常識もない人

が多い事は知っていますから、この自称言霊ヒーラーに対しても、

「あぁ、この人も本性はまるで逆だな」

と納得して、無断転載自体は削除されたわけですから、まぁいいやと思ったのです。
ところが面倒な事に、実際は全削除された記事以外の他の記事にも、私の画像が無断転載されていたんです。
それに気が付いた私は、こんな人に1枚たりとも自分の画像を使わせる気などありませんから、再度コメント欄で、
「返事をしないのは勝手ですが、こちらの画像もしっかり削除してくださいね」
と指摘したわけですが、今度は

「☆完全に無視☆」

返事が来ない事はもちろん、一向に削除する気配もありません。
しびれを切らし再度コメントするも、これもまた ☆☆完全に無視☆☆
もうね、こうなると喧嘩売られているのと同じですからね。買いますよ(笑)

もしかしたら何らかの方法でブロックされていて、コメントに気づいていない?可能性も考慮して、念のため新規アカウントから再度、プロフ画面の(この自称言霊ヒーラーもアメブロなので)メッセージを送信。そして記事のコメント欄でも再度書き込み。

が…

☆☆☆これでも完全に無視☆☆☆

『こうなるともう話が通じる相手ではないのである』

仕方がないので、この無断転載に絡んでいた別の方(自称言霊ヒーラーのインチキワークショップの開催に絡んでいた方。この方も同じアメブロ)に、
「無断転載をやめるように、あなたから伝えてもらえませんか?」
と事情を話してメッセージを送ってお願いしたところ、快諾していただいたので、あぁこれで終わるな!と思ったのも束の間、これでも一向に削除されない。

都合の悪い事は一切見えない特殊な病気なのかね?この人

いい加減、腹が立ってきたのと、若干“察っするところ”もあって、この絡んだ方に対して再度、

「一向に対処されないようなので著作権侵害の申し立てをします。その証拠集めに、あなたが先方(自称言霊ヒーラー)に無断転載をやめるよう連絡された日時と具体的な内容を教えてください」

「相手の出方次第でプロバイダーに対し法的な情報開示請求なども考えているので、もしそうなったら、あなたにもまた連絡するかもしれません。その時はよろしく♪」


と伝えたところ、今度はものの15分ほどで問題の無断転載は無事に削除されていました…(笑)


は ぁ …

な ん で こ ん な く だ ら な い 事 ひ と つ に 、

こ ん な に も 無 駄 な 時 間 が 掛 か る ん だ ろ う …?



自称言霊ヒーラー曰く、
「削除依頼は最初に削除した記事に対しての事だと思った (だからそれ以降のコメント・メッセージは全て無視した)。」
なんて 意味不明な訳の分からない支離滅裂な謎の言い訳 をしているそうです。
私が“こちらですよ!”と無断転載が続いている記事のURLまで貼ってメッセージを送り、記事のコメント欄にも直接コメントしているのに、なぜか分からなかったそうです。どういうわけか。不思議です。不思議な事があるものです。

そして、
この言い訳すら私には直接、言ってこない始末(爆)
人として大事なものが完全に欠落しています。
こんな無礼な人間が人様からお金をいただいて、神だの言霊だのヒーリングだの偉そうに語っているんですよ?もう、

呆れるを通り越して笑えますよ。

ま、この手の見るからに『カネ!カネ!カネ!』の自称ヒーラーの正体なんぞ、こんなものです。


ーーー
あ、話は変わりますが、アメブロは無断転載の削除を依頼するのに、
「小学生でも…いや幼稚園児でも見りゃ分かるでしょ?」
的な明らかな無断転載であったとしても、
「客観的に判断できない」
と拒否されます。私のブログと無断転載のブログが同じアメブロで、アップロードの日時が3年も違っていても認めません。客観的に私のものであるという証明をしろと言ってきます。
書いた本人が私の物だと言ってるんです!は客観的な証明にはなりません。アメブロへのアップロード日時、グーグルへのインデックス日時も客観的な証明にはなりません。一般の人には客観的な証明ほど難しい事はありません(笑)
その上で、
「自腹で印鑑証明と身分証のコピーを用意して運営に郵送して依頼してこい」
です。
違法行為をされている方が無駄な労力を費やした上に金まで払わされ、違法行為をした方は1円も掛からずパクり放題というわけです。
まったく不思議な運営です。
ーーー


で、話を戻して、普段はこの手のスピ系商売人のブログなど私は一切見ないのですが、今回の問題でちょっとネットを見て回りました。ホント、改めてこの手のスピ系商売人が腐るほどいる事を実感しました。えぇ。
特に女性に多いようです。旦那さんがいて、家庭を守りながらも手軽にできる商売として選んでる方が多いような気がします。

そんな方たちを見ていると、言ってはなんですが、その流れはほとんどネズミ講まがいというか、まず最初にどっかの誰かが聞いた事もないような、あるいはどっかの誰かにとっくに聞いた事があるような ゴミみたいな スピ系自己啓発ネタや技術、占いなどを作るわけです。すると、

「これは素晴らしいものだから、皆様にもぜひ、お伝えしたい!」
「教えてほしい!との要望が多く寄せられたため、急遽開催!」


なんて本音は金儲けしか考えていないスピ系商売人が嘘を並べて、

「~講座」「~セミナー」「~ワークショップ」

と本領を発揮し始めるわけですな。うん。

特に女性の興味を引きそうなものばかりなのですが、これを受講すれば、実生活で役に立ちますよ、専門的な知識が身につきますよ、自由に応用する事もできますよ。新しい時代の波に乗れますよ…中には、金運が一気に上がるだの、思いのままに現実を作るだの、美と健康を創造するだの、普通に考えれば、

「んなわけねーだろ(笑)」

とすぐ分かりそうな言葉が舞い踊り、ついには、

あなたも講師としてセミナーを開くことができます!

とくるわけです。私にも小銭稼ぎできる!というわけですね。

それに釣られてまず最初のお客さんが集まり、そしてそのお客さんが今度は一人前としてさらにセミナーを開き…そしてそれに釣られたお客さんがまた…で、どうですかね?
見ている感じだと、頑張ってもせいぜい金になるのは2~3代目くらいまで、それ以降になるとほとんど客も集まらず、その方々が丸々損をして終わり、という感じですかね?
また中にはお互いがお互いのセミナーを受講し合って、お互いがお互いを先生と呼び合って、お互いがお互いを称賛し合って、お互いがお互いのブログで紹介し合って、お互いがお互いの客を増やそうとし合っているような、気持ちの悪い 人たちもいて、ホント不思議です。

ん、話がズレましたが、とにかく今回は、私のブログがそういう、

金の事しか頭にない、
くだらない商売をしている、
くだらない人間に利用された


というわけです。
ま さ に く だ ら な い 。

ブログをやっていると、ホント常識のないワケの分からない連中から連絡が来ます。

・部品代は出すから装置を作ってくれ
(部品代って…人生の貴重な時間を使って赤の他人のために無料で作れって?)

・管理人さん仲良くしてください!何々の説明が聞きたいです!
(そして詳しく説明メールを送ると返信ひとつなく音信不通)

・設計図や回路図を送って!早く!
(誰が送るかっての)

こんな感じで、もう大半がこちらを
「都合よく利用しよう」
と考えている連中ばかりです。今までは、できるだけそういう話はブログに書かないようにしていましたが、しかし今回、そんな連中よりもさらにくだらない人間に利用されたとあって、私も黙っていられなくなったわけです。

じゃ、最後にこれを言って終わりにしましょうね。


えーと…
願望成就器の正確な構造も使い方も知らない分際で、
願望成就器のワークショップやってましたよね?
内容は全て聞いて知っていますよ。


世間ではね、そういう輩を、

『詐欺師』

と呼ぶんです。
知っていましたか???


あースッキリした(*'ω'*)☆
多分、仲間内でこの記事の話になろうものなら、
「根も葉もない嫌がらせをされてる」
って言うんだろうな確実に…。


…以上!!
次回はこんな くだらない記事 ではなく、新型コロナウイルス対策に使っている人も多い、コロイダルシルバーについて書こうかなー?
ん~書かないかも。

それじゃ~またねー♪

いつも楽しみに記事を読んでくださる皆様には、前回今回と本当に申し訳ありません。失礼しました。

私の自作品、数十万で売買される…さらに…!の巻

最近ネットを見ていたら、またまた “私がウンザリするもの” をメルカリで見つけてしまったので、放っておくのもどうかと思うので取り上げたいと思います。

問題のお品は、
「私の作ったパイレイ・コファー」
です。

それではご覧いただこう…。

メルカリ1

メルカリ2

おわかりいただけただろうか?
とても入手困難で数十万で購入した!

らしい(爆)

数十万も出して買って、効果があるなら8万で売るわけがないだろうに…騙される方も騙される方とはいえ、ホント嫌になります。

大体、五体満足、健康そのものの製作者の私が今ここにバッチリ存在してブログやっているのに、入手困難ってどういう事なの?数十万で購入?はぁ…嘘をつくならもう少しマシな嘘をつきなさいよって。

私は自作を頼まれた場合、誰に何をお渡ししたか、物を見れば分かります。これは分かるようにしてあるのではなくて、その方専用にするために塗料の色を少し変えてあるんです。皆さんに画一的に同じ物をお渡しするより、色だけでもそれぞれ自分だけのものにした方がいいかな?なんていうおせっかいで勝手にやっている事ですが、結果的に物を見れば誰にお渡しした物か分かってしまいます。

だから
「この人、私に頼むときはしおらしい顔をしておきながら、平気で他人に嘘をついて小銭稼ぎに売りさばくんだな…」

と裏表がよく見えるんです。本当に必要な人の役に立つなら、と私としてはかなり無理をして製作しているのですが、その結果がこれです。

少し前に「製作者(私☆)に感謝をしてるので安売りはできない」という意味不明な理論で、製作費より数万円も“謎の上乗せ”をして出品されていた方の指摘があった時のコメントにも書きましたが、しょせんネットで、いやこの手のオカルト系に興味を持つ人は、こんなんばっかりなのかもしれないですね。私の方もいい加減、割り切るべきなのかもしれません。

んーまぁ、こんな愚痴を書いたところで何も変わらないし、数少ないまともな読者の方に申し訳ないので、最後に一言だけ言って終わりますね。



あのねぇ、私の自作品を売るのは勝手だけど、くだらない小銭稼ぎのために嘘を並べたり、プレミア価格をつけるような

 “恥ずかしい真似”

 しないでくださいよ。

そんな価値ないんだから!




製作者の私が言ってるんだから間違いないです(爆)


…さらに!

この記事はここで一旦は終わったんですが、落ち着いたと思ったら、今度はまったく別のトラブルが発生…。
…もうね、こんなもんね、くだらなすぎて記事にするのも嫌なんですよホントに。だから大人の対応さえしていただければ、水に流してなかった事にするつもりだったんです、こんなもの。ホントくだらない事ですから。
でもね、こちらを舐めきった無礼・非常識な対応で「カチンッ!」ときたので、きっちり書かせてもらいますね。

それでは乞うご期待!



※パイレイ・コファーには使い方があります。良いものも悪いものも、自分の中の意識(無意識)が増幅されるという点をよく理解しないと、効果がないどころか、ろくな事になりません。お忘れなく。

オルゴン・アキュムレーターの製作(完成編)

こんにちは(*´ω`*)ようやく解説用のアキュムレーターが完成したので、記事にしていきたいと思います。

アキュムレーターの製作は大まかに分けてフレームの製作、内層を詰める作業、組み立て、の3工程があります。フレームには価格も安く扱いやすい木材を使用しますので、製作には簡単な木工の知識が必要になりますが、ここは木工サイトではないので木工に関しては基本的な説明のみとし、主にアキュムレーターに関係がある部分や、作業で特に気になった部分などを説明していきたいと思います。今回、製作したのは余っている材料の関係上、またしても大きめのものです。
まずは一通り完成した物の写真をご覧ください。

10orakh2.jpg

問題のオルゴン・アキュムレーター
(外寸約48cm×48cm×48cmの10層)

これはアメリカの業者さんの組み方を参考にしたもので、おそらくこの方法がもっとも簡単で無駄がないと思います。内部スペースに特に拘りがなければ、まったく同じ形のフレームを6つ作って組み上げるだけでも完成するので、サイズを小さくする、大きくする場合でも単にすべての木材の長さを変更するだけでOKです。工具は最低でも電動ドリル(ドリルビット)、ドライバー、ノコギリ、金づち、金切りバサミ、サンドペーパーなどが必要になると思います。


作業1-フレーム木材の切り出しと接合

で、今回は層も増やす予定だったので、ホームセンターで節有りの幅9cm、厚さ2cmの檜材の3mを2本、2mを1本買いました。節有りの木材なので、切断すると節が取れて欠けたりしますがとてもお安いです。また木材の厚みはたまたま売っていた安い木材が2cm厚だったというだけで、本来このサイズのアキュムレーターなら2cmも必要はありません。ただ木材は薄くすればするほど無駄がない一方、修正できる範囲が少なくなって多少の技術が必要になってくるので、初心者は最低でも厚み1.5cm以上はあった方がいいかなと思います。
私はホームセンターで木材を買ったら工作室の丸ノコで適当にカットし、正確な切断や仕上げは自宅で作業しますけど、面倒な方や工具を持っていない方は、事前に長さと必要本数を出しておいて、ホームセンターの店員さんに正確にカットしてもらってください。

で、カットしたのがこちらの左の写真です。

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今回使う木材の接合方法では、右の写真のように四角く接合しますので、2種類の長さに木材を切り出すだけでOKです。例えば、2cm厚の木材で1辺30cmの正方形のフレームを作るのでしたら、フレーム1個につき30cmの木材が2本、厚み分を引いた26cmの木材を2本用意し、右のように接合すれば1辺30cmの正方形のフレームが完成しますね。フレームは6つ必要ですから、30cmと26cmの木材をそれぞれ12本ずつ用意すればいい事になります。
左の画像では3種類の長さになっていますが理由はまた後で説明します。で、木工では接合方法がたくさんあって、使用目的やその人の好み、あるいは技術によって様々な接合方法がとられますが、今回は写真のようにもっとも単純な芋継ぎで十分です。ただし圧着できない場合はボンドのみでは十分な接着力が得られない場所ですので、木ネジも併用してガッチリ接着します。下の画像のようにクランプなどで圧着できる場合は、後で外壁も接着しますからボンドだけで十分です。もっともこんなクランプを持っているようなら、わざわざ木工の説明も必要ないですね。

kuranpu.jpg

クランプは自作すればとてもに安くできます

木ネジで締めつける際は木が割れないように必ず下穴を開けておき、ボンドを塗ってから締め付けます。この時も、面取りカッターなんてものがあると綺麗に木ネジの頭が収まるのですが、なくても完成はします。

またホームセンターの木材は同じサイズのものを買っても、物によって幅、厚みが1~2mmも違ったり、歪んでいたりが当たり前にあるので、本来ならそれを手動・電動カンナなどで修正してから使います。そうしないと隙間ができたり斜めに組み上がってしまうのです。小さく細かい修正なら1000円程度の安いカンナひとつで簡単にできるのですが、手カンナは技術がいるので相応の練習と作業台も必要になりますし、下手にかけるとやらない方がマシだった、という酷い事になりますから、カンナより時間は掛かりますがサンドペーパーで削る方がまだいいと思います。ただサンドペーパーで調整するのは非常に労力が要ることと、下手にかけるとウネウネになってしまうことがありますから、とにかく、アキュムレーターは少しくらいの隙間があっても問題はなくて、空気が漏れないように密閉されている必要もありませんから、あまり細かいズレは気にせずに作ってください。

で、ご覧のとおり6つのフレームができました。

flame6.jpg

左側のフレームは大きく節が欠けていますが、ここは見えなくなる部分なのでそのまま。左側の2つのフレームは右側の4つのフレームと幅は同じですが、長さが1cm長いです。そのために3種類の長さの木材を用意したのですね。その理由は組み上げのときに。
んで、最終的な組み上げを綺麗に仕上げるには、このフレームが正確にできている事が条件で、そのためには木工の基本である、直角・水平が出ている事が大事になってくるのですが、先ほど書いたとおり、それは木材が狂いなく切り出されている、あるいは修正されている必要があって、ホームセンターの木材を長さを合わせて切っただけの状態では、ほぼ100%正確な形にはできませんから、まずは箱型に完成させる事を目標にしてください。


作業2-外壁の接着

フレームができたら、今度は外壁となるMDFを接着します。小型のアキュムレーターですので、MDFはホームセンターで売られている厚みが5.5mmのもので十分です。MDFにフレームを置いて鉛筆で縁をなぞり、この線の外側に沿って丁寧にノコギリで切り出して、木工ボンドでフレームに接着します。ボンドがしっかり乾いたら、フレームから飛び出たMDFをサンドペーパー(必ず当て木を使用してください)で削れば綺麗にフレームに合わせられます。MDFなのでサンドペーパーは120番くらいでも簡単に削れます。
サンドペーパーで削る事を考えれば、フレームから飛び出る量は少なくしておかないと大変になるのですが、この作業も工具(アサリなしのノコやカンナ、トリマー)があれば、何も考えずに縁をなぞった線より大きく切り出して適当に接着し、あとは飛び出た部分だけをサクッと一気にカットできるので楽です。特にトリマーはサイズを合わせながら面取りなどが簡単で早く、綺麗にできるのですが、爆音とMDFの粉塵で凄まじい事になるので、使い場所を選ぶのが難点です。
ちなみにMDFの粉塵は大工さん曰く 「花粉より、よほどタチが悪い」 もので、私も防塵マスクと防塵保護ゴーグルをつけないと鼻から滝のように花水が出まくりますので、ご注意ください。

前後(扉と背面)左右、上の面になるフレームは外壁を接着するだけで終わりですが、アキュムレーターに物を入れた際に重量が掛かる1番下のフレームの内側には、後々重さによってメッキ鋼板が歪まないように補強を入れていおきます。

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こんな感じで余った板をフレームの高さと同じ高さに切り出し、ノコで溝を入れ、右の写真のように組みます。そうしたら…

jfntok.jpg

こんな感じでフレームの真ん中あたりに接着しておきます。あとは他のフレームと同じ扱いです。中心に補強材がある分、素材を詰めていくのが少々面倒ですが頑張れ。極端に重いものを入れないようなら補強はこの程度の大きさで十分で、完全に十字に仕切る必要はありませんが、この場合メッキ鋼板の上から補強材に掛かる重量はそのままMDFへ掛かりますので、あまり重いものを入れると今度はMDFに歪みや割れが出るかもしれません。MDFへ重量を掛けたくない場合は、補強材を長くしてフレームに繋げてください。

あ、それと本体の下部には風が通るように少し隙間を空けるための足がいります。木材などで足を作る場合は外壁に接着してしまえばいいのですが、キャスターなどをネジ留めする場合は、物によってはフレームとMDFでは固定に必要な面積が取れない事があるので、前もってキャスターを用意して確認しておき、ネジ留めに必要な面積の板材をフレーム内側に接着して補強しておいてください。

あ、それとボンドによる接着ですが、これはMDFも普通の木材も同じで圧着したまま静止させておく事が基本です。先の写真で紹介したようにクランプやハタガネを使って強い力で圧着し乾燥するまで静止させておく事で、人間の力では取れない強力な接着力を発揮します。こういった道具がない場合は、できる限り重いものを乗せたり、紐で縛ってから、その紐を捻って締め付けたりしてください。くっ付いたかな~?まだかな~?くっ付いたかな~?なんてチョコチョコ弄っているとまったく接着できないので、圧着したらそのまま半日は動かさないようにしてください。

そういうわけで、MDFの外壁を接着して滑らかに面取り加工したフレームが6つできました。

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ここまではもう完璧やん!と仕上がりに満足していたのですが、次でまたしてもやってもうたので、やる気が完全に失せました。えぇ。なんとか最後まで頑張って解説します。次はシェラックによるコーティングです。


作業3-シェラックによるコーティング

素材の説明の記事でも触れたとおり、シェラックでコーティングする事でオルゴンの吸収力が高まり、また硬い塗膜ですから外壁の保護の役割りもします。
シェラックは「セラックニス」という名称ですぐに使用できる状態で販売もされていますが、これもまた前に書いたとおり、国内で販売されているものは合成樹脂が使用されていたり、余計な成分が混ざっていたりする可能性があるので、できればシェラックフレークを購入して自分で作ってください。
下の写真がシェラックフレーク(オレンジシェラック)と、これを無水アルコールに溶かした溶液です。

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シェラックの溶液は、100ccのアルコール(無水アルコールはドラッグストアにあります)に対して12gのシェラックフレークを溶かしたものを1カットと言い、今回のアキュムレーターには2カット、つまり100ccのアルコールに対して24gのシェラックフレークを溶かしたものを使用しました。暇を見つけては入れ物を軽く振って混ぜ合わせますが、フレークが溶けきるまで2~3日掛かります。溶液はかなり黒いので、これ塗ったら1度で真っ黒になっちゃうよ!と思うかもしれませんが大丈夫です。
フレークは含蝋品のオレンジシェラックです。シェラックには精製度や加工による色合いの違い、脱蝋品(脱脂)・含蝋品(未脱脂)などいくつか種類がありますが、含蝋品のオレンジシェラックがそのまま使用できる程度に不純物が少なく、かつ加工が少ないという点で天然に近いと思います。

で、フレークが溶けきったらこれを塗装していきます(含蝋品は蝋が沈殿するので塗る前にもよく振ってください)。塗装には刷毛塗りやボロ布を使って塗りこむ方法がありますが、とくに吸水性が高く塗料を一気に吸い込んでしまうMDFと、速乾性のシェラックという組み合わせなので、慣れないと間違いなくムラだらけになってしまいますが、ムラも手作りの味だと思って素直に諦めなさい。ここでは一応、刷毛塗りよりは少し手間が掛かりますが、大きなムラになりにくい布を使った塗り方の説明をしておきます。布を使った方法は本来タンポ塗りと言って専門の職人さんが行う、長年の経験と長時間の工程が必要な塗装方法で、ここでは単に布を使うという事くらいしか共通点はありませんが、ま、塗れれば刷毛だろうと布だろうと何だっていいので、事前に試してもっとも塗りやすい方法で塗ってください。

で、布で塗る方法ですが、適当なボロ布やウエスを4~5cm程度に畳んで小さくしたものを使います。これにたっぷりシェラックを含ませたら、それをMDFにべチョッとつけます。そうしたらすぐに布を円形に小さく動かしながら擦るように塗っていきます。とくにシェラックの塗れた部分と塗れていない部分をよく擦ってボカしますが、広くボカしすぎてもダメです。この辺のMDFの吸収っぷりやボカしっぷりは文字ではとても説明できないので、塗る前にいらない素材で実際に試してください。とにかくMDFは塗料を一気に吸収し、シェラックは一気に乾燥する性質のものなので、均等に塗っていく(吸わせていく)のが非常に難しいです。MDF以外の木材部分はシェラックをあまり吸わないので、MDFと同じ調子で塗ろうとするとボットボト垂れてしまいますから、そこは調整しながら塗ってください。また塗るのはフレームの外側だけで、内側には塗らないように、との事なので塗らないでください。

で、外側すべてを塗り終わった1回目の塗装から、30分~1時間くらい待ってシェラックをさらに上塗りします。1回目の塗装ではMDFがシェラックを一気に吸い込みますが、2回目からは最初のシェラックが乾燥し塗膜を張っていますので、ほとんど吸い込みません。ここからは適当に、お好きなように、思うがままに奏でるが如く均等に上塗りしていってください。私の場合はこの後MDF部分に5回(フレーム部分は3回のみ)塗り重ね、1500番くらいのサンドペーパーで表面を軽く軽く擦って、もう1度塗ってから軽く磨いて終了しました。シェラックの溶液は250ccくらい?使ったと思います。
溶剤がアルコールのためどんどん揮発してしまい無駄が多いので、値段の高い無水アルコールを無駄にしたくない場合は刷毛塗りで一気に塗る方がいいです。また刷毛塗りは布で塗り込むより塗膜が厚いので、2~3回も塗り重ねればもう十分です。
と、ここまで書いていて思ったのですが、と言うか、そもそも私には

人に解説できるだけのシェラックの手塗り技術がないのです。

はい、そういうわけで私みたいに手塗りに拘ったり、用意を面倒臭がったりしなければ、まったくムラを作らず均等に塗る方法もあります(塗らずにサッと漬けちゃえばいいのです)ので、いろいろ考えてみてください。
で、シェラックを塗り終わった 『またしてもムラだらけになったフレーム』 が6つ完成しました☆

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これはムラじゃない!あえてこういうデザインにしたんだ!

これでフレームの製作は終了です。


作業4-内層を詰めて蓋をする

次は、このフレームの中に層を作っていくアキュムレーターのもっとも重要な工程です。
層に使用する素材は、素材の善し悪しについて書いた記事から、お好きなものを選んで使用してもらえれば大丈夫です。私が最初に作ったアキュムレーターは内層に羊毛と鋼板を使用したので、今回ご用意いたしましたのはオーガニックコットンとスチールウールの2点となります。

まずは非金属素材をフレームの内寸に合わせて切り出します。ダンボールや厚紙を内寸の形に切って、それを素材に重ねて切っていけば同じ形の素材が切り出せます。素材は内寸より小さすぎると中で動いて層が崩れてしまうかもしれませんので、ほんの少し大きめに切って、フレームに入れながら邪魔な部分はカットして修正していく方がいいと思います。

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切り出したコットンとポンド巻きのスチールウール

素材を切り出したら、これをフレームに詰めていきます。まずは1番底、MDFの面に非金属素材を敷き、次にスチールウールを敷き詰めます。今回は説明のためにフレームの外で重ねていますが、フレームの中に直接、重ねて行った方が無駄がありません。

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上の画像、左のようにスチールウールを敷いていきます。ネットの製作動画やハンドブックでは、スチールウールをそのまま横に手でほぐしていって広げて敷いているのですが、これだと時間ばかり掛かって非常に面倒です。またムラもできやすいので、私はスチールウールをフレームの長さに合わせてカットしたあと、縦に平べったくカニカマを裂くような感じで半分に、もし半分のどちらかに厚みが偏ったら、さらにそれを半分にという感じで、2~3枚に裂いてから、それを少し広げて使いました。この方が早く簡単で均一に薄くできます。ただし、やり方が悪いと変な裂け方をして使い物にならなくなるので、少しだけ慣れが必要です。
上の画像の右は敷き詰めた状態です。一見するとスチールウールが厚く見えますが実際はかなり薄く、それでも下のコットンが見えないくらい均一に敷けています。ボコボコしてるように見えるのは光の加減です。
で、スチールウールを敷き終わったら、また上にコットンを敷きます。そしてさらにその上にスチールウールを…と重ね続けて、下の画像は5層まで重ねたものの断面です。

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コットンとスチールウールの5層
(丸く白い部分は下が透けているのではなく光の反射で、実際は透けていません)

この金属・非金属素材を層にするときの 「厚さ」 ですが、一応ディメオ博士の著書には非金属層(グラスファイバー使用)が約6mmと記載があり、38mmのフレーム幅に3層入れていますので、1層辺り13mmほどになる計算です。ただこれに関してはあまり難しく考えなくていいと思います。と言うのは、例えば羊毛やコットン、スチールウールのような素材は、品種や商品によって弾力も厚みも全然違うため、それに対して一律に何mmと決める事ができませんし、研究者や製作者によってもかなりのバラつきがあるからです。
ですので、とにかく極端に薄すぎたり厚すぎたりしない、また詰め込みすぎて無理やり潰すように入れる事さえなければ、基本的には金属・非金属素材が層になってさえいれば大丈夫だと思います。ただし、同じ層の中で薄いところがあったり厚いところがあったりするムラはよくないので、なるべく均一な厚みになるように素材を重ねる事と、フレームの中に隙間(上下左右の隙間、メッキ鋼板で蓋をしたときの隙間)ができないようにしっかり詰め込んでください。メッキ鋼板で蓋をするとき、少しくらい押し込んで蓋をする程度なら問題ありません。
最初の切り出したコットンの写真をご覧になれば分かりますが、私が今回使用したコットンはふんわり感が半端ないので、一見厚いように思えても実際はかなり薄いものです。写真の5層の倍、10層が9cmのフレームに無理なく収まっています。

必要な数だけ層を作ったらアキュムレーターのもっとも内側となる、亜鉛メッキ鋼板で蓋をします。

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フレームサイズに切り出された亜鉛メッキ鋼板と10層の内層

亜鉛メッキ鋼板は隣町の業者さんで購入しカットもしてもらいました。サブロク (914mm×1829mm)の0.5mm厚がカット代込みで1枚あたり税込み¥4,000で、このサイズから30cm四方の板が18枚取れますので、今回のサイズの小型アキュムレーターなら3個作れる計算です。この厚みなら金切りバサミで余裕で切れますので、近くによい業者さんがない場合は通販を利用して購入し、金切りバサミでサイズを合わせる事になりますが、シャーリングで切断する業者さんと違って、どうしても切断面は汚くなってしまいます。

いずれ鋼板を取り外して内部のメンテナンスや、素材の変更などをする可能性がある場合、取り付けにはネジを使用します。その場合は事前に鋼板に下穴と、木材が割れないようにフレーム側にもドリルで下穴を開けておく必要があります。釘の場合は0.4~5mmの鋼板ならトンカチで打ち込めば簡単に刺さり、またネジのようにフレームに下穴の必要もなく(太い釘では必要です)、また頭もほとんど飛び出ないので見た目もスッキリしますが、取り外しはしない事が前提になります。ただ釘は慣れないと打ち込む瞬間にズルッとなってガンッ!オゥフッ!となる可能性も高いので、こちらの場合も鋼板には小さい下穴を開けておいた方が作業しやすいです。もちろんネジも釘も鉄もしくはステンレス製を使ってください。

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釘打ち用の穴を開けた亜鉛メッキ鋼板を乗せるとこんな感じ。10層が無理なく収まります

蓋をするときはフレームと鋼板の間に素材が挟まらないよう、ヘラのようなもので少しだけ奥へ素材を押しやりながら固定すると綺麗に収まります。今回は長さ19mm、太さ1.4mmのステンレス釘を打ち込んで蓋をしました。

あ、それとネットで製作動画などを見ていると、フレームの1番底はMDF自体が非金属素材なのだから、MDFと触れる面に入れる素材は他の層に比べて少なくて(薄くて)いい、また層の終わりは金属素材の亜鉛メッキ鋼板で蓋をするのだから、最後はスチールウールの層を入れる必要はない、と思っている方もいるようですが、MDF側も同じように非金属素材を入れ、また亜鉛メッキ鋼板側もしっかりスチールウールを入れてください。層の素材自体に鉄板や亜鉛メッキ鋼板を使っている場合は2重にする必要はありません。

ささ、この辺りから、シェラックはムラになったし頑張ってまとめたアキュムレーターの記事はあまり読んでもらえないし、もう早く記事を書いて終わらせたい一心で写真を撮り忘れてしまいましたが、とにかく内層を詰めて亜鉛メッキ鋼板で蓋をした6つのフレームが完成しました。


作業5-組み立て

そしたら、このフレームを箱型に組み立てます。
組み立てにもいろいろやり方が考えられますが、今回はもっとも単純で安上がりな金具を使った方法で組み立てます。外装部分に金属を使用するのはオルゴンが放射されてしまいそうでダメなように思うかもしれませんが、金具の取り付け部分はオルゴンの吸収が弱い(逆に言えば金属からの放射も少ない)木材部分を利用する事と、面積も小さく内層の側面に当たるため、問題はありません。実際ディメオ博士のアキュムレーターにも海外の業者さんのアキュムレーターにも補強用や扉の兆番などに金具が使われています。

で、今回は出費を抑える事を考え、近所のホームセンターでひとつ29円で販売されていた建材の鉄製L字アングルを購入しました。アングルにも様々な素材、形、厚みがあるので、鉄及びステンレスである事を確認して好みのものを使ってください。アングル以外にも組み立てに利用できる金具はありますから、お金さえ掛ければ例えばワンタッチでバラす事が可能なタイプなんかもできます。また金具を使わず木材で組み立てる事もできますので、この辺りも好みに合わせて工夫してみてください。

f4skog1.jpg

組み上げる際は、まず左の画像のように左右と上下のフレームを合わせ、動かないように誰かに押さえてもらうか、ヒモなどで固定します。このとき、左右のフレームは上下のフレームの中に5mmほど重なるように(上の画像右を見てください)して固定します。こうすることで隙間を減らす事ができ、強度も高くなります(重なることを考慮し、上下のフレームに鋼板で蓋をする際は釘打ちの位置を内側に5mmずらしています。釘なのでネジに比べて頭は低いですが、それでもフレームと重なってしまうと隙間が空く原因になります)。この状態でアングルで固定していきます。今回は上と下にアングルを2個ずつネジ留めしました。

アングルをネジ留めする際は、アングルを所定の位置に合わせたあと、いきなりネジ留めするのではなく、錐でアングルのネジ穴の中心を狙ってフレームに軽く穴を開けて(あまり深く広く開けすぎるとネジが利かなくなってしまいます)目安を付けてから、そこへネジを刺して締めていくとズレが少なく留める事ができます。また穴を開けておくことでネジによる木材の割れも防げます。

この段階から各フレームの歪み(直角、水平が出ていない、厚みが均等でない等々)があると問題が発生してきます。こちらを合わせればあちらが合わない、あちらを合わせればこちらが合わない、といった感じで隙間ができてしまうわけです。内層も入れメッキ鋼板で蓋をしてしまった状態のフレームでは大きな修正ができないので、本来であればフレーム枠が完成した段階で1度、組み合わせて確認してみるのがベストです。あまりひどい歪みはあきらめて、力任せに無理やり押し付けたりしないでください。そこから割れます。多少、隙間があってもアキュムレーターとしては問題ありません。

んで、左右と上下のフレームをアングルでネジ留めしたら、今度は背面のフレームを取り付けます。背面のフレームを取り付けるまでは先ほどネジ留めしたフレームはとても不安定なので、あまり力を掛けるとメキメキメキィ~ッ!とネジごと木材が割れますから注意してください。下の画像が背面までアングルで取り付けた状態です。

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画像をよくご覧になっていただければ分かりますが、背面のフレーム(扉のフレームもそうです)は側面のフレームより上に5mmほど飛び出ていて、下側も5mmほど飛び出ています。これが最初にフレームを紹介したとき2つだけ1cm長く作った理由です。左右のフレームは内側に5mmほど入れて取り付けていますから、背面と扉のフレームを1cm長く作っておけば、取り付けたときに上下左右それぞれにフレームが5mmずつ重なる事になって、余計な隙間を減らせます。
背面までアングルを取り付ければ強度が出ますので、待ちあげたり押したりしたくらいでは、もう壊れません。あとは最後の扉を取り付けます。

kgttub.jpg

留め金具や蝶番は外付けなので、アングルの取り付けと同じようなものですから、とくに説明の必要はないと思います。鉄かステンレス製であればお好きなものを使ってください。ただし蝶番は耐えられる重さが決まっていますから、あまり小さなものだと重さに負けて下がってきてしまうので、フレームの大きさ、重さを考慮してサイズを決めてください。ちなみに上の写真の留め金具(掛け金)は本来、このような角に取り付けるタイプではないので、扉側のフレームの一部を削って入れています。

んで、最後にキャスターの取り付けです。今回、私は足は旋盤で自作するつもりで製作を進めていたので、まったく何も考えておらず、最後の段階になってやっぱもう面倒だしキャスタァ~と変更したため、かなり無理がある(20mm厚のフレームの角にM8の鬼目ナットを捻じ込む)事になってしまいましたが、もう少し余裕を持った方がいいです。じゃ下で説明します。

onkyas.jpg

左の画像、上にあるのが鬼目ナット(Eタイプ)と呼ばれる、木材に捩じ込んでボルトを締める事ができるようにするための部品です。下のキャスターのボルトのサイズに合った鬼目ナットを使います。
右の画像、ドライバーとドリルで鬼目ナットを入れる下穴を開け、そこにドリルの上にある六角レンチを使ってグルグル穴に鬼目ナットを捩じ込んでいきます。鬼目ナットの下穴サイズは検索すれば分かりますので、適切なサイズの下穴を開けてください。

ongni.jpg

上の画像、左が鬼目ナットを捩じ込んだところ、左がそこへキャスターのボルトを締め付けたところです。先ほども書きましたが、元々キャスターを入れる予定ではなかったため、こんなぎりぎりの場所に入れてしまっていますが、もっと余裕を持って捩じ込めるように、補助の木材を外壁の内側に入れて、そこへキャスターを取り付けた方がいいです。こんなぎりぎりに穴開けや鬼目ナットを入れたりすると、木材が割れる可能性が高いですし、キャスターが何かのショックを受けたときにも割れやすいです。今回は鬼目ナットを捩じ込む前にエポキシ接着剤を入れて少し補強しておきました。

これで1番上の画像の状態になりました。はい完成です。


お     わ     り




あと少し気がついた点を書いておきます。
5層と10層のアキュムレーターを羊毛と鋼板、コットンとスチールウールと素材を変えて製作してみましたが、作りやすい素材という点では、それぞれコットンと鋼板が楽でした。コットンも鋼板も一定の厚さの広い面積の素材が販売されているため、同じ形に切り出したものをどんどんフレームに入れていくだけで層にできるからです。
一方、羊毛とスチールウールはフレームに合わせて切り出しながら、層を均一になるように自分で調整しながら層を重ねていく必要があるため、とにかく手間が掛かります(その他の羊毛の欠点として洗浄で取り切れなかったウ○チ的な色彩を放つ謎の物質が少々残っている事がある点も)。
となるとコットンと鋼板の組み合わせがもっとも楽というわけで、作業の効率化が必要な海外の業者さんは、実際この組み合わせで販売しているところも多いのですが、層に鋼板を使用すると、とにかく重量が無駄に重くなり過ぎるという点が非常にネックなので、面倒であっても金属素材には効果的かつ非常に軽いスチールウールを使った方がいいと思います。鋼板で層を作った5層のアキュムレーターは持ち運びを考えるとウンザリしますが、スチールウールを使った方は倍の10層でも楽に持ち運びできます。

あ、ただし、スチールウールはものすっごい錆びやすいので、海に近い地域に住んでいる方や、またあまり精密に加工できない上に野外での使用も考えているような場合は、水気を帯びるとあっという間に錆びてボロボロになりますので、重くても亜鉛メッキ鋼板にした方がいいと思います。また手のひらに汗をかきやすい人は、その状態でスチールウールに触るとそこから錆びますから、製作中は手袋をした方がいいです。

最後に材料費。
MDFやメッキ鋼板のように大きい板から切り出したものもあるので正確ではありませんが、全部で1万円ちょっとくらいだと思います。

ぁは~ん、こんなところですかねー。
それでは後はたっぷり実験して楽しみますか~。

それではさようなら~♪


オルゴン・アキュムレーターの製作(2)

はいは~い(*´∀`*)ノ

というわけで、前回はアキュムレーターを製作する際に使用する素材の善し悪しについて書きましたが、今回はそれと同じか、あるいはそれ以上に重要なアキュムレーターの使用環境と、その他の注意点についてまとめていきたいと思います。こちらに関しても海外のアキュムレーターサイトの情報とディメオ博士の著書The Orgone Accumulator Handbookからの抜粋なので、詳しく知りたい方は本を買って読んでください。

まず最初に理解しておかなければならないのは、オルゴン・アキュムレーターは

どこにでも自由に設置して構わない、というものではない

事です。ディメオ博士もアキュムレーターを使用する際の問題点として、まず最適な設置場所を探す事が難しい、と言っているくらいです。この辺りが、どこにでも好き勝手に手当たり次第、置いていいとされるオルゴナイトに「アキュムレーターより優れている、より進化したものだ!」なんて言われているわけですが(笑)、ともかくオルゴンは電磁波や放射線の影響をとても受けやすいため、強い電磁波を発生する機器や放射性物質を扱う施設の近くにアキュムレーターを設置すると、アキュムレーター内に蓄積された高濃度のオルゴンが異常な刺激を受け、Oranur (オラヌール…Orgone Anti-Nuclear Radiationの略で、元々はオルゴンに対する放射性物質の影響を調べるプロジェクト名だそうで) と呼ばれる混沌としたエネルギー状態を引き起こしたり、また極端に活性を失い死滅したオルゴンであるDOR (ドール…deadly orgoneの略) を発生させ、生物や人体に害を及ぼす危険性があります。
この危険性は、装置の規模から大量のDORを扱うクラウドバスター (オルゴンの特性を利用した大型の天候制御装置) に安易に触れた瞬間、下半身が麻痺し半身不随になってしまった例や、使用者がガンや重度の皮膚病を発症し亡くなっている例がある事からも理解できます。クラウドバスターとアキュムレーターとではサイズや目的からして違いますが、オラヌールやDORが危険な事には変わりありません。特に日本は国土面積に対する原発の数が世界トップレベルで、少し前には甚大な被害をもたらした福島第一原発事故があったわけですから、かなりの問題となります。
そういうわけで、まずは使用に適さない土地から挙げていきます。


×使用に適さない土地×

原発や放射性物質の貯蔵施設が近くにある場所
オルゴン・アキュムレーターを使用する場所は、原発や放射性物質の貯蔵場所から最低でも
30~50マイル (約50km~約80km) は離れている事
が望ましいとの事です。ディメオ博士のサイトの追加情報では20~50マイルと記載され下限が10マイル下がっていますが、タイプミスの可能性が高いので、ここではハンドブック通り30~50マイルを基本とします。どれだけ幅があるの?という話ですが、その土地土地の状況によって変わってくるという事だと思います。基本的に原発からは離れれば離れるほど良いのですが、日本のような狭い国で贅沢は言っていられないので、ここでは最低ラインを30マイル、50kmとしておきます。下に全国の各原発から50km圏内、ついでに参考として80km圏内を表示した地図も日本原発地図からお借りして掲載しておきますから、まずは使用する場所を確認してみてください。


5080.jpg

画像に表示されている各原発から50km圏内の土地は、オルゴン・アキュムレーターを使用するのには適しません。もちろん、50kmきっかりで影響が出る、出ないと決まるわけではありませんので、距離的に使えるのか使えないのか微妙、という場合もあるかと思いますが、その場合はアキュムレーターを作って実際に自分が中に入り (なかなか人が入れるサイズのアキュムレーターは作れないとは思いますが) 、そこから感じる感覚を注意深く観察したり、また植物実験を行ってみてアキュムレーターに蓄積されるオルゴンの質を自分で見極めるしかありません。

そしてもう1枚、平成23年度放射性廃棄物管理状況からマッピングされた、グーグルの全国放射性廃棄物マップです。こちらの画像は放射性廃棄物が管理されている場所のみで距離は示されていません。


貯全国放射性廃棄物マップ

こちらの画像の管理場所については各所によって、原発や原発と同等の放射性物質を扱っていたり、ごく少量を管理しているだけだったりと放射線レベルがまったく違いますので、場所を含め詳細はグーグルで確認してください。
オラヌール及び強いDORによる人体への悪影響は、放射線被曝によって引き起こされる症状と共通する部分があり、また各人の潜在的にもっとも弱い部分へ影響を与える傾向がある、との事なので徹底した注意が必要です。もし原発や貯蔵施設の近くにすでに設置してしまっている場合は、アキュムレーターの扉を開けておいてもダメなので解体する以外にありません。

原発事故などにより放射性物質の拡散が確認される場所
これはもう福島第一原発事故による放射性物質の拡散がそのものズバリ当てはまります。現在はひと頃に比べかなり拡散面積は狭くなりましたが、それも天候によって変わるでしょうし、例えば何マイクロシーベルト以下ならOK、という具体的な数字も出せないため、福島第一原発から風向きなどを考慮して常識的に判断するしかありません。

航空・軍事レーダー施設や高圧送電線、テレビ・ラジオの電波塔、携帯電話の基地局が近くにある場所
レーダー施設や高圧送電線はともかく、テレビ・ラジオの電波塔は案外近くに建っている事もありますし、携帯基地局に至っては住宅街にニョキニョキ建てられているため、気が付かずに近くにある方も多いかもしれません。これら施設からも5マイル(約8Km程度)以上は離れている事が望ましいようですが、日本の現状では都市部になると電波塔や携帯基地局から8kmも距離を取るのは難しいので、可能な限り離れた場所に設置する、くらいしかないと思います。
また一見すると電磁波的な影響がないように見える場所であっても、いわゆるホットスポットと呼ばれるような局所的に高い電磁波が測定される場所もあります。以前、電磁波測定器を持って外を徘徊していたとき、電柱もなければ建物もない、何があるわけでもない(地中は分かりませんが)、ただの空き地の横の道で、電子レンジレベルの強い電磁波が測定できる場所を見つけたことがあります。ですので、アキュムレーターを使用する際は、できれば電磁波測定器で使用場所の電磁波を実際に測定した方が間違いないです。私は測定器も自作しましたが、今なら1万円ちょっとの測定器でも、とりあえず使用場所のチェックをする程度であれば十分使えると思います。あまり安すぎる物は低周波しか測定できなかったり感度が悪かったりするので、よく調べてから購入してください。

X線(レントゲン)装置などが使用されている、あるいはごく最近まで使用されていた同じ建物内
病院や研究施設はもちろん、一般的には少ないと思いますが大きなマンションのテナントに病院が入っていて、レントゲン設備も導入されている場合など、これもまた同じ建物内では使用できません。ディメオ博士の著書には、レントゲン設備から3階と数部屋分、離れた場所のアキュムレーターにオラヌールが発生した事例が書かれています。

スマートメーターが設置されている場所の近く
ここ数年で日本でも爆発的に導入されている電気メーターです。2024年頃までに一部を除き国内の全ての電気メーターがこれに変更される予定だそうで、従来のアナログメーターとは違い、30分前後に1回、電力会社に無線で情報を送信するため、その際に非常に強力な電磁波(…と言われていますが実際は携帯電話と同等以下という話も)を発生します。海外ではこれを問題視する方々も多く、欧米の一部の国では変更は選択制になっているそうですが、日本では事前連絡もなしに勝手に変更されたり (私の自宅もそうで、勝手に敷地内に入って作業しておきながら、変更のお知らせすらない始末です)、事前連絡はするものの変更しないように頼んでも拒否される等々、あまり良い話は聞きません。
スマートメーターが発生する電磁波そのものは、科学的に人体に影響のない範囲であるという報告もあるので、ここで書かれている内容を誤解してもらっては困るのですが、ここではあくまでも「アキュムレーターを使用する環境において望ましくない」という事であって、いわゆる電磁波過敏症と言われる方々と同じ意味合いで否定しているわけではありません。
ただ、電磁波過敏症と言われる方々を「単なる思い込み」だと切り捨てるのは早計で、オルゴンが電磁波の影響を非常に受けやすいという事実と、オルゴン(気)が肉体だけでなく精神、心にも影響を与えるエネルギーだという事を考えれば、まったく無関係であったり、単なる思い込みだとは言えない部分が当然あると思います。気功師や霊能者も、電磁波環境の悪いところでは精神の弱い人はやられてしまう、といった事を言っていますから、健康であれば何ら問題なかったものが、わずかな心身の不調、特に精神の不調から付け入る隙を与えて電磁波 (によって変質した有害なオルゴンなど) の影響による不調が重なり、それがさらに電磁波の影響を強め…といった悪循環が起こってもおかしくはないと思います。

話が逸れましたが、いずれにしてもアキュムレーターはスマートメーターの近くでは使用しないよう注意されていますので、これを何とかしなくてはなりません。営業所によっては変更の前に「変更しないで。従来のアナログメーターのままで」とお願いすれば、すんなり話が通るところもあるようですし、すでに変えられてしまっている場合でも、通信ユニットが別体のスマートメーターの場合(一体型の場合はどうなのか分かりません)、情報を送信するための通信ユニットを無効にする、要は本体から通信ユニットのプラグを抜くだけなのですが、こうすることで送受信に関わる電磁波は発生しなくなるので、この方法で対処してもらえる場合もあります。作業自体は簡単で、電気メーターの箱さえ開ければ誰でも出来てしまいますが、箱は封印され勝手に開けてはいけない決まりになっていますから、必ず電力会社にやってもらわなければなりません。下手をすると電気の窃盗の疑いを掛けられます。
で、海外のサイトではアキュムレーターを使用する際に

『スマートメーターを中心に半径25フィート(約7.6m)以内では使用しない事』

と注意されているので、自宅がスマートメーターに変更されていても距離さえ離せれば使用は可能です。ただ日本の住宅事情を考えると、自分の家のスマートメーターから距離を取ったら、隣や裏の家のスマートメーターに近づいただけ…なんて事もありえますので、ここはやはり無効にしてもらうのがベストです。
今のところ通信ユニットを無効にするのは正規の対応ではなく、それぞれの電力会社、あるいは営業所独自の判断で決まっているようなので、お願いするときは 「子供が酷いアレルギー体質で苦しんでいて親として見ていられません。わずかでも悪影響があると言われるものは、仮にそれが非科学的な話だったとしても絶対になくしたいのです」 とか何とか、嘘でもいいので感情に訴えるようにしましょう。相手も人間ですからね。
もっとも今は電気だけですが、ガスなどもスマートメーターによって管理される方向に動いているそうなので、いずれ嫌だとは言っていられなくなるかもしれません(*´ω`*)


以上は土地や建物という大きな範囲の話ですが、そこからさらに的を絞った禁止事項として、下記のような家電や機器が設置または使用されている部屋でも使ってはいけません。特に生物、人体を対象として使用する場合は絶対にダメです。

・強い交流電磁界や直流パルスを発生する機器
・蛍光灯及び電球型蛍光灯、LED電球
・テレビ、パソコン、ゲーム機器、タブレット、Wi-Fi機器
・電子レンジ、IH調理器、
・電気毛布・電気カーペット
・携帯電話、コードレス電話
・電気ノイズを発生するモーターや誘導装置、コイル…その他あらゆる電磁波を発生する機器
・イオン化式煙感知器
・放射性物質を使用している蛍光系材料(燐光系はOK)を使用した時計
・強い化学性ヒューム (化学物質を溶かしたり燃やしたりして発生する煙)


これらすべてがダメで、電気毛布や電気カーペットに至っては、例え電源がオフになっていてもコンセントが挿してある状態でダメだそうです。また、イオン化式煙感知器は今はほとんどないようですが、時計については一部、比較的安全な放射性物質を利用した塗料が現在も使われているようですから、これも注意してください。放射性物質はともかくとして、さしあたり 「電化製品の近くはすべてダメ」 と考えておけば良いと思います。
照明についてはクリアガラスの白熱電球やハロゲンランプを少々使う分には問題なく、人が入れるサイズの大型アキュムレーターを使用する場合など、中で読書が出来るように電池式の白熱電球などを読書灯として入れても問題ないそうです。
またハンドブックでは白熱電球、ハロゲンに替わりLED電球が推奨されていましたが、ディメオ博士のその後の調査で、現在、販売されているLED電球は初期のものと違い、ほとんどが蛍光灯などと同じ高周波の電磁波を発生しているため使用は不可である、との事で、ディメオ博士のブログにハンドブックを書き換える内容として掲載されています。

なお、上記の内容はあくまでも抜粋です。個々の詳しい解説は英語版ハンドブックに書かれていますので、繰り返しになりますが詳しく知りたい方は購入して読んでください。

※一部、国内の某サイトで、アキュムレーターにとって電磁波は何の問題もない、むしろ有害な電磁波をオルゴンが有益化する、と電磁波まみれの環境で使用するのを推奨しているかのような事を書いているところもありますが、これはライヒ及びディメオ博士その他のオルゴン研究者の方々の主張とは完全に異なります。ですので一般的に言われる 「オルゴン・アキュムレーター」 とは全く違う別物と考えた方がいいと思います。

んで、普通に考えると誰かが使用している部屋は何かしらの家電が使用されるでしょうから、アキュムレーターを設置する場所は贅沢な庭がある豪邸でもない限り、普段、誰も使っていない(家電がない・使用されない)部屋か、もしくは車庫や物置くらいしかない、ということになります。ハンドブックではガレージが良いと書かれていますが、アメリカのガレージと日本の車庫ではイメージが全然違うので、これまた日本の住宅事情ではなかなか難しいところです。

この設置する場所の問題についてもディメオ博士にお伺いしたところ、本来は雨対策をした上で日当たりの良い、自然環境に恵まれた屋外に設置するのがベストだそうで、一般住宅での使用はあくまでも、それができない場合の妥協案なんですね。またアキュムレーターの層やサイズについても(ここで言う層とは非金属と金属の組み合わせで1層)、層が増えれば増えるほど、サイズが大きくなればなるほど屋内での設置は向かないため、5層、3層と少めで小型のものであれば、それほど問題なく使えるようです。ブラジルのアキュムレーター製作業者さんは、ごく一般的な家庭の室内に設置する場合のアキュムレーターは3層を推奨しています。層が増えサイズが大きくなればアキュムレーターが影響を与える範囲も広くなるため、屋内、とくに住宅では、いくら設置した部屋で家電を使わなかったとしても、隣や上下の部屋で使っていれば同室内で使用しているのと同じ影響を受けてしまいますし、また建材にも金属、非金属いろいろと使われていますから、どんな悪影響が出るかも分かりません。こういった点も考慮して慎重に検討する必要があります。

また設置する場所は暗く湿ったような湿度の高い風通しの悪い場所では、オルゴンが蓄積されないのでダメです。逆に風通しがよく、日当たりがよい場所がもっとも適していますから、部屋に設置する場合もこれは守ってください。湿度については50%以下が適切だそうで、太陽が丸出しのカラッとした快晴の日がもっともオルゴンの蓄積量が高まり、逆に曇りの日や天候が崩れ湿度の高い日にはオルゴンの蓄積量が少ないか、ほとんど蓄積されません。その理由は地表のオルゴンが上空の雲や雨に吸収されてしまうからで、この辺りの性質は「気」と全く同じで、気功を行う際に適した日、場所とも一致します。ただし快晴の日であっても、上記のとおり窓もなければ風の通りもないような暗い部屋に置いていたらアキュムレーターはほとんど機能しません。アキュムレーターはそれ自体がオルゴンを発生させる「特別な装置」なのではなく、あくまでも周囲の空間に存在するオルゴンを吸収し内部へ流入させているだけですから、オルゴンレベルの低い場所に設置しておいても、そもそも吸収する「もの」がなく、意味がなくなってしまいます。


基本的な設置場所の善し悪しはこのくらいかな???あとはちょっとした製作に関わるお話を書いておきます。


まずは実際に製作するアキュムレーターの形ですが、立方体及び直方体、円筒形になるように製作してください。円錐、四角錐、四面体などはダメです。とくに円錐や四角錐といったエネルギーを発生する特殊な形状と、アキュムレーターを組み合わせれば相乗効果が狙えるのでは?と安易に考え、Youtubeでもピラミッド型のアキュムレーター (ピラミッドを構成する各パネルを非金属・金属の層で作ったもの) を製作した方の動画がありましたが、ディメオ博士の行った植物実験でも、円錐や四角錐、四面体を用いると理由は分からないが時として生命に害を及ぼす効果を表す、との事で、発芽前の種子の多くが死滅してしまったというケースが何度もあったそうです。私のパイレイの解説記事を読んでいただければ分かりますが、形状が発生するエネルギーにはポジティブなものも、ネガティブなものもあります。ピラミッド型などは内部に強いネガティブなエネルギーも発生していますので、蓄積されたオルゴンがそれによって刺激されDOR化してしまう可能性は十分にあります。ですのでアキュムレーターとして製作する場合は、そういった余計なエネルギーの影響を受けない形にするのがベストです。

また先ほども書きましたが、アキュムレーターは内部の層を増やせば増やすほど、使用される素材の量が増えれば増えるほど、吸収・蓄積されるオルゴンの量も増えていきます。ただし、層を2倍にしたからといって効果も2倍になるわけではなく、例えば10層と3層とでは1.4倍程度だそうです。3層であっても、その内部空間は通常の空間より3~5倍のオルゴン濃度になるそうで、また小型のアキュムレーターならまだしも、人が入れるくらいのサイズになると3層でも材料費はウン万円掛かりますから、やみくもに層を増やしてもどんどん費用がかさんでサイズも巨大になった割に大した変化はない、という事もありえます。この辺りも設置場所、使用目的によって十分検討する必要があります。海外のアキュムレーター販売サイトで売られているものは、大抵3層からはじまって5層、7層、10層、最大でも20層までのようで、10層以上はライヒの理論をしっかり学んだ専門家が扱うよう注意されています。


※追記
オルゴン・アキュムレーターの全記事を公開した際に書き忘れていたのですが、アクセス解析を見てもきっちり読んでる人などほとんどおらず(つまり自作しようとしている人がいない)ので書く必要もないか、と放っておきましたが、やはり書いておかないとヤバいなという事で、
「アキュムレーターを製作したあと、使用しないときの管理方法」
も追加しておきます。
なぜ最後の「完成編」の記事に追記しないのかと言うと、最初と最後の記事だけ読んで、真ん中のこの記事を飛ばす連中が多いからです(笑)

それはさておき、完成したアキュムレーターを使用しない場合は、まず扉は常に開けておかなくてはいけません。そして内部には樹脂製の器(洗面器のような形のもの)に水をたっぷり入れて置いておきます。これによって必要のないオルゴンを水に吸収させて不測の事態に備えるわけです。この水は必ず毎日変えます。そして水を変えるときに、固く絞った濡れ雑巾で内壁をしっかりと拭きます。これによってアキュムレーターの各面に溜まったオルゴンを吸収し綺麗にするわけです。
これをやらずに放っておくと、蓄積されていくオルゴンがDOR化したり、下手をすればオラヌールが発生して周囲にとんでもない悪影響を及ぼします。

これがアキュムレーターを持つ人の日課です。
忘れないように。


はぁ~疲れた(´・ω・`)
というわけで前回の素材の良し悪しから、今回の環境の良し悪しまで見ていただいて分かるように、アキュムレーターは効果的な素材で製作された本体と、正しい設置環境、この両方が揃って本来の能力を発揮します。どちらが欠けても正しく機能しませんので、製作しようという方は慎重に下調べしてください。

次回は実際に製作過程を記事にしていきます。 予定ではと~っくに完成して多少は実験なんかもできていたはずなのですが、ネットで面倒な人と絡んでしまった事が原因で3ヶ月もの時間とお金を無駄にさせられ(´・ω・`)、ようやく完全に縁を切れたので製作に入って1台はすでにできているのですけど、解説に使う方がまったく完成しておらず、詳しい解説記事が書けません(´・д・`)。

書きました☆
オルゴン・アキュムレーターの製作(3)へ

プロフィール

TBar Row

Author:TBar Row
怪しげな装置の自作とウエイトトレーニングが好きです。
プロフ写真はamira_aさんからお借りしました。
メール ins_herua@yahoo.co.jp

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